キャセイ・トライテック(横浜市)は、建物やホールの入り口や改札口などに向けて、そこを通る人の顔認識や測温を非接触で行う装置「YT-SFTX83-H」を発売した。同社筆頭株主のザインエレクトロニクスから発表があった(ニュースリリース1)。

新製品と主な特徴
(出典:ザインエレクトロニクス)
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 キャセイ・トライテックは、非接触で最大16名の顔認識や測温が同時に可能なシステムを2020年2月に発表している(ニュースリリース2)。このシステムは複数のハードウエアやソフトウエアからなる。一方、今回の新製品は、1つの筐体にまとまっているが、顔認識や測温の対象は1人である。複数のゲートがある場合には、ゲートごとに新製品を取り付ける。

入館ゲートでの設置イメージ
(出典:ザインエレクトロニクス)
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 新製品は、マスク着用の有無や、測温・顔認識(マスク着用時でも可能)が行える。測温と顔認識の時間は約0.3秒。測温の誤差は、±0.3℃(測定対象者との距離が50cmの場合)。2万~5万人の顔データを登録できるという。大きさは153mm×269mm×24mmで、重さは1.9kg。動作温度範囲は-20~+60℃。カメラは2眼で、解像度は1920画素×1080画素。価格は29万8000円(税抜き)。