三菱電機ITソリューションズ(東京・中野)は、中堅・中小製造業向けに工程スケジュールの立案作業を支援するツール「HYPERSOL PLS 工程管理システム」の提供を開始した。分かりやすい画面操作とシミュレーション機能により、複雑な工程の見える化や標準化、最適化に利用可能。オンメモリーで動作するため処理が軽快という。価格は187万円(税込み)から。

* 三菱電機ITソリューションズのニュースリリース:https://www.mdsol.co.jp/newsrelease/newsrelease_1820.html

 主な機能として[1]ガントチャートによる工程計画の見える化、[2]工程計画と材料発注計画の一括管理、[3]ガントチャートと連動した負荷グラフ、[4]負荷の山崩し、[5]段取り時間や工場・設備間の移動時間の設定、の5つを用意した。

 [1]では、工程別や設備別、担当者別などでガントチャートを設定し、工程計画や生産計画を確認・編集する他、設備の保守や緊急修理を考慮したスケジューリングが可能だ。自動スケジューリング機能も用意。ドラッグ&ドロップするだけで工程計画を編集できるなど、直感的な画面操作を可能にした。[2]によって、工程計画に付随する材料・中間品の発注と工程計画も同時に立案でき、社内調整の効率化を図れる。

 [3]では、ガントチャートで設備・リソースの負荷グラフを確認しながらの日程調整が可能。[4]は、スケジューリング実行時、各資源の能力の範囲を超えないように自動で負荷を均すもの。[5]により、金型や材料などの切り替えに伴う段取りの時間を設定したり、工場・設備間の移動時間を設定したりすることで、より現場に合った計画を立案できるという。

 同社は、生産管理システムを補い、業務のデジタル化・見える化と意思決定サイクルの短縮を支援するソリューションとして「HYPERSOL」シリーズを展開。同PLS 工程管理システムの他には、「同GUI 生産ダッシュボード」「同QMS 品質管理システム」「同WMS 倉庫管理システム」をそろえている。価格を抑えるとともに、CSVファイル経由での手軽なデータ連携により、既存の生産管理システムへのアドオンを容易にしたという。