米Advanced Micro Devices(AMD)は、ChromebookをはじめとするChrome OS搭載機器向けに、MPU(マイクロプロセッサー)の新製品「Ryzen 5000 Cシリーズ」を、2022年5月5日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。教育市場向けのChrome OS搭載機器だけでなく、民生市場やビジネス市場向けのChrome OS搭載機器でも利用できる仕様になっているという(図1)。

図1 新製品の応用イメージ
図1 新製品の応用イメージ
(出所:AMD)
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 これまでに同社はChrome OS搭載機器向けのMPUとして、Ryzen 3000 Cシリーズや、AMD AシリーズのAPU製品を投入してきた。これらは世代遅れのCPUコアを集積したMPUを低消費電力機器向けという形で提供したものだった。一方、今回の新製品は最新のCPUコア「Zen 3コア」を集積している。開発コード名が「Cezanne」のMPUである。

 新製品は台湾TSMC(台湾積体電路製造)のN7プロセスで製造され、4モデルからなる(図2)。CPUコア数は8/6/4/2、GPUコア数は8/7/6/3である。外付けDRAM向けメモリーチャネルは2つあり、DDR4-3200またはLPDDR4x-4267のDRAMを接続できる。熱設計電力(TDP)は15Wである。Ryzen 5000 Cシリーズは既に米HPや台湾Acer(エイサー)を含むOEMメーカーに出荷を開始している。

図2 新製品4モデルの主な仕様
図2 新製品4モデルの主な仕様
(出所:AMD)
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