米Lattice Semiconductorは、FPGA利用のFAシステムの開発を一気通貫で支援するパッケージ(ソリューション)として「Lattice Automate Solution Stack」を発表した(ニュースリリース)。FAシステムで必要な機能をFPGAで実現するために、ソフトウエア開発ツールや、FPGA上に実装するIPコア、FPGA搭載の開発ボード、リファレンス設計、設計支援サービスをまとめて提供する。

「Lattice Automate Solution Stack」の構成
(出所:Lattice Semiconductor)
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 これまでに同社は、一気通貫支援型のSolution Stackを3種発表している。2018年に発表したエッジで常時オンのAIを実現するための「Lattice sensAI」*1、19年に発表したビジョン処理システム開発向け「Lattice mVision」(21年に第2版を公開*2)、20年に発表したセキュリティーシステム開発向け「Lattice Sentry」(21年に第2版*3を公開)である。今回のSolution Stackは、第4弾に当たる。

 Lattice Automateは、2つの開発ボード、3つのIPコア、4つのソフトウエア開発ツール、複数のリファレンス設計などからなる。リファレンス設計は開発ボードに実装することで、実動作が確認可能である。国内報道機関向けのオンライン説明会では4つのリファレンス設計を紹介した。多軸モーター制御と、AIベースの予知保全可能なマルチチャネルモーター制御、産業用Ethernetを利用した複数のモーター制御FPGAの一括管理、サイバーレジリンエス機能の実現、である。例えば、1番目の多軸モーター制御では、MCUを使う場合に比べて消費電力は1/14に、制御できるモーター数は2倍にできるとのことだった。

「多軸モーター制御」リファレンス設計の概要
(出所:Lattice Semiconductor)
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「AIベースの予知保全可能なマルチチャネルモーター制御」リファレンス設計の概要
(出所:Lattice Semiconductor)
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「産業用Ethernetを利用した複数のモーター制御FPGAの一括管理」リファレンス設計の概要
(出所:Lattice Semiconductor)
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「サイバーレジリエンス機能の実現」リファレンス設計の概要
(出所:Lattice Semiconductor)
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