韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は、DDR5型DRAMを搭載のDIMM(Dual Inline Memory Module)に向けたPMIC(Power Management IC)を3製品発表した。2製品はサーバー用、1製品はパソコン(PC)用である。

今回の新製品
(出所:Samsung Electronics)
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 3つの新製品いずれもDIMM自体への実装を想定する。これまでのDIMM用PMICは、DIMMとは別にボード上に実装するのが一般的だった。今回、DIMM自体にPM実装することで、信号精度や信頼性、性能の向上が期待できるという。

今回のPMICは独自の制御方式「非同期ベース2相降圧方式」を採る。この方式では、出力負荷電流の変化に素早く追従することができ、出力電圧をほぼコンスタントに保てるという。パルス幅変調とパルス周波数変調の両方のモードがあり、モード間は短時間で移行できるとする。高効率ゲートドライバーと共に使うことで、最大で91%の電力効率が得られる。

 3製品の製造は、いずれも同社の90nm世代のプロセスを利用する。サーバー向け製品の品番は「S2FPD01」と「S2FPD02」で、前者は低密度DIMM、後者は高密度DIMMでの利用を想定する。PC向け製品は「S2FPC01」である。デスクトップPCとラップトップPCの両方に向ける。3製品は現在サンプル出荷中。量産開始時期及び価格などは未公表。