米Diodes(ダイオーズ)は、電源電圧変動除去比(PSRR)が90dB(1kHz時の標準値)と高いLDOレギュレーターIC「AP7353」を発売した(ニュースリリース)。出力電圧に含まれる雑音成分を低く抑えられるため、雑音の影響を受けやすいアナログ回路やRF回路などへの電力供給に向く。パッケージは、外形寸法が0.64mm×0.64mm×0.395mmの4端子X1-WLB0707と、1.0mm×1.0mm×0.39mmの4端子X2-DFN1010を用意した。待機時の消費電流は18μAと少ない。小型で低消費電力であるため、バッテリーで駆動するウエアラブル機器や携帯型電子機器、通信機能付きセンサー機器などに使える。

PSRRが90dBと高いウエアラブル機器向けLDOレギュレーター。
Diodesのイメージ
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 CMOSプロセスで製造した。入力電圧範囲は+2.0〜5.5V。最大出力電流は250mA。出力電圧は固定で、製品購入時に+1.8〜4.5Vの範囲でユーザーが指定できる。出力電圧の誤差は最大±1%。入力電圧変動特性(ラインレギュレーション)は0.02%/V。負荷変動特性(ロードレギュレーション)は、4端子X1-WLB0707封止品が0.001%/mA(標準値)、4端子X2-DFN1010封止品が0.04%/mA(標準値)。出力雑音電圧は10μVRMS(標準値)。4端子X1-WLB0707封止品のドロップアウト電圧(入出力電圧差)は+2.5V/250mA出力時の75mV(標準値)、4端子X2-DFN1010封止品は+2.5V/250mA出力時に95mV(標準値)である。すでに量産を始めている。1万個購入時の参考単価は0.096米ドルである。