3DVS Japan(東京・港)は、3D-CADデータをオンラインで共有するツール「Kisters 3DViewStation VisShare」の提供を開始した(図1)。データが保存されたサーバーのURLを送信するとメンバーによる閲覧が可能になり、電子メールに添付したりFTPで受け渡したりするのに比べて、短時間かつ安全にデータを共有できるという。開発は、ドイツKISTERS。

図1:「Kisters 3DViewStation VisShare」の画面イメージ
(出所:3DVS Japan)
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 KISTERSのCADデータ用ビューワー「3DViewStation WebViewer」にデータベース機能を持たせた(関連記事)。CADデータをプロジェクト用と個人用に分けて管理し、データを共有したいときは、プロジェクト用のフォルダーからデータを選んで閲覧期限や閲覧回数を設定した上でそのURLを送信する(図2)。URLを受け取ったメンバーは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末からデータを閲覧できる(図3)。

図2:管理用画面のイメージ
(出所:3DVS Japan)
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図3:スマートフォンからの閲覧イメージ
(出所:3DVS Japan)
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 CADデータをサーバーでレンダリングし、イメージ情報のみをクライアントに送るため、クライアント側で特別なツールをインストールする必要はない。電子メールへの添付やFTPの利用と異なり、データをアップロード/ダウンロードする時間がかからないのも利点。クライアント側にはジオメトリーなどの機密情報が残らないので、安全にデータを共有できるという。

 部門全体でCADデータを活用できる他、パートナー企業やサプライヤー、顧客とイメージを共有するのにも使える。3Dデータを動かしながら測定・分析すれば、口頭での説明よりも短時間で食い違いのないやり取りが可能だとしている。