村田製作所は、Bluetooth Low Energy(BLE)採用のウエアラブル機器などに向けた電源用インダクター(パワーインダクター)「LQM18DN_70シリーズ」を発売した(ニュースリリース)。積層タイプである。インダクタンス値が異なる2製品を用意した。10μHの「LQM18DN100M70#」と、6.8μHの「LQM18DN6R8M70#」である。具体的な応用先は、スマートウォッチやワイヤレススピーカー、ワイヤレスヘッドホンなどである。

BLE採用のウエアラブル機器に向けた電源用インダクター
村田製作所の写真
[画像のクリックで拡大表示]

 新製品の特徴は、ウエアラブル機器への搭載を想定し、外形寸法を小型化するとともに、定格電流を増やした点にある。新製品の外形寸法は1.6mm×0.8mm×0.8mm。同社従来品(LQM21FN_80シリーズ)は2.0mm×1.25mm×1.25mmだった。新製品の定格電流は10μH品が300mA、6.8μH品が330mA。同社従来品は10μH品で100mAだった。

 2製品いずれも、インダクタンス値の許容差は±20%。直流抵抗は、10μH品が1.05Ω、6.8μH品が0.74Ω。自己共振周波数は、10μH品が32MHz以上、6.8μH品が40MHz以上である。使用温度範囲は−55~+125℃。すでに量産を始めている。価格は明らかにしていない。