ケル(本社:東京都)は、8Gビット/秒(bps:bit per second)のシリアル伝送に対応し、スタック高さが25mmであるフローティングコネクターの開発を始めたと発表した(ニュースリリース)。この製品は、端子間ピッチが0.5mmのフローティングコネクター「DTシリーズ」に加わる予定。

開発中のスタック高25mmのフローティングコネクター
KELのイメージ
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 フローティングコネクターは、プリント基板にコネクターを実装する際に生じる縦横方向のズレを吸収する機構(フローティング機構)を備えることが特徴である。コネクターが動くことで、嵌合時のズレを吸収することが可能なため、コネクターや基板へのストレスを軽減できる。現在、ケルのDTシリーズではスタック高さが8、10、11、16、17、18、19、20、21mmの製品を提供中である。今後、15、25、26、27、28、29、30mmとスタック高さが高い製品を充実させていく。

 開発発表のあったスタック高さ25mmの製品では、フローティング量はXY方向に±1.0mmを確保する。有効嵌合長は1.5mm。定格電流は1端子につき0.4A。接触抵抗は80mΩ以下。耐電圧はAC200Vで1分間。絶縁抵抗はDC250Vで100MΩ以上。使用温度範囲は-40~+105℃である。極数が30、40、60、80、100、120、140の7品種種を用意し、半年以内をメドに発売の予定という。車載機器やFA関連、遊技機器、医療機器、画像機器、通信機器、各種小型機器など幅広い分野での需要を見込む。