太陽誘電は、使用温度範囲の上限値が+150℃と高い積層セラミックコンデンサーを発売した(ニュースリリース)。同社従来品の使用温度範囲は−55〜+125℃(X7R特性)だった。同社によると、「新製品では、当社が培ってきた各種要素技術を高度化させることで、使用温度範囲の上限値を+150℃に高めた」という。新製品の使用温度範囲は−55〜+150℃(X8L特性)である。車載用受動部品の品質規格「AEC-Q200」に準拠する。エンジン用電子制御ユニット(ECU)や、トランスミッションといったパワートレイン向けECUなどのデカプリング用途や、EMI対策用途などに向ける。

1005サイズの積層セラミックコンデンサー
太陽誘電の写真
[画像のクリックで拡大表示]

 外形寸法や定格電圧、静電容量が異なる複数の製品を用意した。外形寸法は5種類ある。1.0mm×0.5mm×0.5mmの1005サイズ品と、1.6mm×0.8mm×0.8mmの1608サイズ品、2.0mm×1.25mm×1.25mmの2012サイズ品、3.2mm×1.6mm×1.6mmの3216サイズ品、3.2mm×2.5mm×2.5mmと3.2mm×2.5mm×1.9mmの3225サイズ品である。

 1005サイズ品の定格電圧範囲は+6.3〜100Vで、静電容量の範囲は0.00022μ〜0.1μF。1608サイズ品の定格電圧範囲は+6.3〜100Vで、静電容量の範囲は0.001μ〜0.47μF。2012サイズ品の定格電圧範囲は+10〜50Vで、静電容量範囲は0.0047μ〜1.0μF。3216サイズ品の定格電圧範囲は+6.3〜25Vで、静電容量範囲は0.22μ〜4.7μF。3225サイズ品の定格電圧範囲は+10〜50Vで、静電容量範囲は2.2μ〜4.7μFである。

 2020年5月に量産を開始した。サンプル価格は1005サイズ品が20円、1608サイズ品が30円、2012サイズ品が40円、3216サイズ品が50円、3225サイズ品が60円である。