中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2021年6月28日、MWC Barcelona 2021(2021年6月28日~7月1日、スペイン・バルセロナ)にて、同社の最新5G製品5種を発表した。すべての周波数帯(バンド)、あらゆるシナリオに同社のマルチアンテナ技術を活用する。

(出所:Huawei)
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 (1)400MHz超広帯域対応64T64R Massive MIMOアンテナ:同社が業界唯一とする帯域幅400MHz対応64T64R(64送信64受信)Massive MIMOアンテナ。1台でCバンド(3.7G~4.2GHz)全域に対応する。また、広帯域での大容量通信に対応することから、複数の事業者によるリソースを共有する形での運用も可能となる。ユーザー体験を大幅に向上させながら、アンテナモジュールの設置面積と消費電力の大幅な削減を可能にする。

 (2)超軽量64T64R Massive MIMO装置:業界最軽量とする1台の重量19kgを実現し、軽量な基地局構築を可能にする。作業者が1人で運搬、設置でき、建設効率が大幅に向上する。

 (3)BladeAAU Pro:無線装置とアンテナ素子を一体化したアクティブアンテナとパッシブアンテナを1つの筐体(きょうたい)に統合し、限られた空間での5Gネットワークの迅速な展開を可能にする。64送信に対応し、320Wの送信電力と200MHzの帯域幅もサポートすることで、さらなる大容量通信を可能にしている。パッシブモジュール側も改善されており、3GHz未満の周波数帯で利用可能とする。

 (4)BladeRRU Pro:従来の製品では1モジュール1帯域対応だったが、本製品では、3つの低周波数帯と3つの中周波数帯に1台で対応。低周波数帯と中周波数帯のスケジュール調整も行い、セル端で多くのリソースを低周波数帯対応端末に提供することも可能となっている。商用ネットワークを使ったシングルセルでの試験では、これら端末のユーザー体験が平均2倍改善することを確認している。

 (5)商用FDD対応Massive MIMO装置:メタマテリアル・アレイ設計と超小型パッシブ相互変調を使ったフリーフィルター技術により、FDD対応Massive MIMO装置の小型化、高性能化を実現。幅500mm以下を実現しながら、TDD対応Massive MIMO装置と同等の技術仕様を実現し、4T4Rの5~6倍のセル容量と、1GHz未満の周波数帯と同様のカバレッジ性能を実現する。

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