米Micron Technology(マイクロン テクノロジー)は、同社の176層積層NANDフラッシュメモリーを搭載したデータセンター向けSSDの新製品としてSATAインターフェース接続の「Micron 5400 SATA SSD」(図1)を2022年6月28日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。SATAインターフェース接続のデータセンター向けSSDで、176層積層NANDフラッシュメモリーを搭載した製品は今回が初めてだという。

図1 「Micron 5400 SATA SSD」
図1 「Micron 5400 SATA SSD」
(出所:Micron Technology)
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 同社は、2022年3月に同じ176層積層NANDフラッシュメモリーを搭載したデータセンター向けSSDでNVMeインターフェース接続の「Micron 7450 SSD with NVMe」を発表している ニュースリリース 。7450 SSD with NVMeは、PCIe Gen4に対応し、U.3やM.2、E1.Sのフォームファクターの製品を用意した。

 一方、今回の新製品である5400 SATA SSDは、現在でも多数使われている7200/10000rpm(回転/分)の低容量SATA HDDの代替を狙った製品で、インターフェースは6.0Gビット/秒のSATA IIIである。用途やフォームファクター、容量などが異なる複数の製品がある(図2)。例えば、ブート用の製品「5400 Boot」は容量は240Gバイトで、フォームファクターはM.2。読み出し主体の「5400 PRO Read-Intensive」の容量は240Gバイトから7.68Tバイトまで6種類。フォームファクターは2.5インチHDD。低容量品ではM.2も選べる。読み出しと書き込みの両方に向けた「5400 MAX Mixed-Use」の容量は480Gバイトから3.84Tバイトまで4種類。フォームファクターは2.5インチHDDである。

図2 Micron 5400 SATA SSD製品の主な仕様
図2 Micron 5400 SATA SSD製品の主な仕様
(出所:Micron Technology)
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 いずれの製品も同社の176層積層TLC(Triple Level Cell)NANDフラッシュメモリーを搭載し、MTTF(平均故障時間)は300万時間、動作温度範囲は0~+70℃、消費電力はシーケンシャル読み出し時が3W未満、シーケンシャル書き出し時は3.9W未満とされる。耐久性(DWPD:Drive Writes Per Day)は製品によって異なり、1.0~5.0である。5400 SATA SSDは現在、出荷中。保証期間は5年である。