米Littelfuse(リテルヒューズ)は、+800Vの負荷電圧(電圧定格)で使えるフォトリレー「PLA172P」を発売した(ニュースリリース)。固体リレー(SSR:Solid State Relay)の一種で、赤外光LEDとフォトMOSFETを光結合させたものである。同社は「OptoMOS Relay」と呼ぶ。ノーマリーオン(1 Form A)型である。特徴は、+105℃での電気特性を規定し、保証した点にある。同社によると、「当社の固体リレーの中で、+105℃と高い温度で電気特性を規定したのは今回の新製品が初めて」という。電気機械式リレー(EMR:Electro Mechanical Relay)の置き換えなどに向ける。具体的な応用先は、産業機器や医療機器、計装機器、絶縁テスト装置、バッテリー絶縁モニター、太陽光発電設備向け絶縁モニターなどである

+800Vの負荷電圧で使えるフォトリレー
Littelfuseのイメージ
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 AC(交流)とDC(直流)の両方で使用できる。入出力間の絶縁耐圧は5kVRMSを確保した。負荷電流は、AC時に100mARMS、DC時に85mA。オン抵抗は、負荷電流が100mAのときに50Ω(最大値)。オフ時の漏れ電流は1μA(最大値)。スイッチング時間はターンオン時が1.2ms(標準値)で、ターンオフ時が0.5ms(標準値)。出力容量は10pF(標準値)である。アクティブ状態への入力制御電流(IF)は2mA(最大値)。入力電圧ドロップ(VF)は1.2V(標準値)である。

 安全規格の「UL 1577」と「EN/IEC 60950-1」を申請中である。パッケージは6端子フラットパック(Flatpack)。2本の出力端子の間は6.8mmの間隔を確保し、アーク放電の発生を防止した。動作温度範囲は−40〜+105℃。すでにサンプル出荷を始めている。価格は明らかにしていない。