東芝デバイス&ストレージは、ツェナーダイオードの新製品(図1)を発売した ニュースリリース 。電子機器において開閉サージや誘導雷サージ、静電気放電(ESD)、過電圧などから後段に接続した半導体デバイスを保護する用途に向ける。

図1 実装面積を85%削減したツェナーダイオード
図1 実装面積を85%削減したツェナーダイオード
(出所:東芝デバイス&ストレージ)
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 新製品の特徴は、外形寸法が0.62mm×0.32mm×0.3mmと小さいSOD-962パッケージに封止したことである。実装面積は0.1984mm2である。「SOD-523パッケージに封止していた当社従来品に比べると、実装面積を約85%削減できる」(同社)。このため、高密度実装が求められる電子機器に向く。応用先は、IoT(Internet of Things)機器やモバイル機器などである。

 新製品のシリーズ名は「CSLZシリーズ」。ツェナー電圧やクランプ電圧、ダイナミック抵抗などの違いで10製品を用意した。ツェナー電圧の範囲は+5.6〜30V(標準値)。クランプ電圧の範囲は+9〜51V(標準値)。ダイナミック抵抗の範囲は0,25〜4Ω(標準値)である。10製品の主な仕様は下表の通りである(図2)。

図2 新製品の主な仕様
図2 新製品の主な仕様
(出所:東芝デバイス&ストレージ)
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 10製品いずれも、最大動作接合部温度は+150℃。パッケージの許容損失は150mWである。すでに販売を始めている。価格は明らかにしてない。