米マイクロチップ(Microchip Technology)は、タッチコントローラーIC「maXTouch」の車載向け新製品を3つ発表した(日本語版ニュースリリース:PDF)。「MXT1067TD」と「MXT1189TD」、「MXT1665TD」である。

新製品と応用イメージ。Microchipのイメージ
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 同社は2018年12月に最大20インチの車載タッチパネルに対応したタッチコントローラーIC「MXT2912TD-A」/「MXT2113TD-A」を発表している(関連記事)。今回の新製品はこれらのICの低価格版で、対応できるタッチパネルの大きさを小さくした。製品番号の中央にある数字は扱えるノード数を表しており、MXT1067TDは1066ノードを、MXT1189TDは1189ノードを、MXT1665TDは1664ノードを扱える。ノードピッチやスクリーンの縦横比に依存するが、3製品で9~13インチのタッチスクリーンをカバーできるとしている。

 3つの新製品は既存のmaXTouchの製品(TDファミリー)と同様に、新たな差動相互信号取得技術によってSN比を高めたことで、最大4.5mm厚のPMMA(アクリル樹脂)相当の厚いガラスやプラスチックレンズ上で、最大16のマルチタッチに対応できるという。車載向け製品として、AEC-Q100、車載SPICE Level 3に沿い、ISO26262 ASIL Bに対応可能とされる。また、独自のツールを使ってEMI雑音を最適化可能な、波形整形機能を備えている。なお、EMI雑音や波形整形の最適化に関しては、同社の専門家がサポートするサービスが提供される。CISPR 25への準拠が可能だという。

 パッケージはMXT1067TDが128ピンTQFP、MXT1665TDとMXT1189TDは144ピンLQFP。3製品いずれもサンプル/量産出荷中。価格はリクエストに応じて開示されるという。