ルネサス エレクトロニクスは、15Mビット/秒のデータ伝送速度に対応したフォトカプラーを3製品発売した(ニュースリリース)。3製品の違いは、絶縁耐圧にある。「RV1S9160A」は3.75kVrmsで、プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)やI/O機器など向け。「RV1S9060A」は5kVrmsで、200Vや400Vに対応した産業用インバーターなど向け。「RV1S9960A」は7.5 kVrmsで、690Vや1kVに対応した産業用インバーターなど向けである。

15Mビット/秒対応のフォトカプラー。ルネサス エレクトロニクスのイメージ
[画像のクリックで拡大表示]

 AlGaAs材料を使った発光ダイオード(LED)を入力側に、CMOSチップを出力側に置いたフォトカプラーである。3製品はいずれも、15Mビット/秒と高速対応ながらも、低いしきい値(スレッショルド)入力電流を実現した点が特徴だ。RV1S9160Aは2.0mA。RV1S9060Aは2.2mA。RV1S9960Aは3.8mAである。伝搬遅延時間は60ns(最大値)。伝搬遅延時間のスキューは25ns(最大値)。パルス幅歪み(PWD)は20ns(最大値)。瞬時コモンモード電圧除去比(CMTI)は50kV/μs(最小値)と高い。

 ULやCSA、VDEといった海外の安全規格に準拠する。電源電圧範囲は+2.7〜5.5V。供給電流は最大2.0mAである。RV1S9160AのパッケージはSO5(沿面距離は4.2mm)、RV1S9060AはLSO5(沿面距離は8.0mm)、RV1S9960AはLSDIP8(沿面距離は14.5mm)。動作温度範囲は、RV1S9160AとRV1S9060Aが−40〜+125℃、RV1S9960Aが−40〜+110℃である。1000個購入時の米国での参考単価は、RV1S9160Aが0.61米ドル、RV1S9060Aが0.67米ドル、RV1S9960Aが1.80米ドルである。