ルネサス エレクトロニクスは、Bluetooth Low Energy 5に準拠した通信モジュール「RYZ012」のサンプル出荷を開始した(ニュースリリース)。超低消費電力が求められるIoTアプリケーションに向けるという。新製品の量産開始は、2020年内を予定する。

アンテナ付きとアンテナなしを用意
ルネサスのスライド
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 同社はBLE 5.0に対応したマイコンとしてして、独自コア集積の「RX23W」*1や、Armコア集積の「RA4W1」*2を販売中である。RX23Wを搭載したBLE 5.0モジュールはサイレックス・テクノロジーが開発し、今月(20年8月)に発売を予定する(ニュースリリース)。一方、新製品はルネサス初のBLE 5モジュールだが、搭載したマイコンは同社製ではないようだ。「ルネサスのIoTコネクティビティーソリューションを拡充する一環で、小型で超低消費電力のRYZ012を提供する」(インフラ・IoT事業本部、執行役員のRoger Wendelken氏)。

 RYZ012は、BLE 5に加えて、Bluetooth Meshや、ZigBeeにも対応する。ディープスリープ(SRAM保持なし)時の消費電流は0.4µAと低いため、IoT機器のバッテリー寿命を延ばすことが可能だという。また、RYZ012はバッテリー容量をモニターする機能も備えている。アンテナ内蔵の製品と、アンテナを内蔵していない製品の両方を用意する。新製品の価格や仕様の詳細は、量産開始までに公表する予定。なお、米国、カナダ、EU、日本において電波法の認証を取得する予定だとしている。