伊仏合弁STMicroelectronicsは、実装高さが1mmと薄いショットキー・バリアー・ダイオードを発売した(ニュースリリース)。ショットキー・バリアー・ダイオードの一般的なパッケージとして使われているSMAとSMBの実装高さを半分にしたSMA FlatとSMB Flatを開発し、それらを採用した。実装面積はそれぞれSMAとSMBと同じであるため、プリント基板を設計変更することなく簡単に置き換えられるという。スイッチング電源(AC-DCコンバーター)やDC-DCコンバーターなどに向ける。具体的な応用先は、電源モジュールや、充電器、デジタルサイネージ、家庭用ゲーム機、セットトップボックス、電動バイク、コンピューター周辺機器、サーバーなどである。

実装高さが1mmと薄いショットキー・バリアー・ダイオード
STMicroelectronicsのイメージ
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 ピーク繰り返し逆電圧(VRRM)や順方向電流などの違いで26製品を用意した。ピーク繰り返し逆電圧の範囲は25〜200V、順方向電流の範囲は1〜5Aである。例えば、「STPS130AFN」は、ピーク繰り返し逆電圧が30Vで、順方向電流が1Aである。SMA Flatパッケージに封止した。順方向電圧降下は0.55V(最大値)と小さい。このため電力損失を抑えられるという。「STPS4S200UFN」はピーク繰り返し逆電圧が200Vで、順方向電流が4A。SMB Flatパッケージに封止した。順方向電圧降下は0.87V(最大値)である。動作接合部温度範囲は−40〜+175℃。価格は、ピーク繰り返し逆電圧やパッケージなどで異なるが、標準的な参考単価は1万個購入時に0.07米ドルである。