米NVIDIA(エヌビディア)は、業務用GPUカードの新製品「RTX A2000」を2021年8月10日(現地時間)に発表した。小型のワークステーションへの搭載を想定する。

「RTX A2000」
(出所:NVIDIA)
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 新製品は、2スロット厚ながら、長さ6.6インチ(約168mm)、高さ(幅)2.7インチ(約68.6mm)という小型のロープロファイルカードである。フルサイズ(長さ312mm)のカードが収まらなかった小型のワークステーションでも利用できると同社は説明する。TBP(最大ボードパワー)は70Wで、補助電源なしで稼働するという。

 コンシューマー用デスクトップPC向けに提供しているGPUカード「GeForce RTX 3060」*などと同じく、Ampereアーキテクチャーの「GA106コア」をベースにしている。GPU構成はCUDAコアが3328個、Tensorコアが104個、RTコアが26個である。単精度演算性能は7.99TFLOPSであり、動作周波数はおよそ1.23GHzと推定される(公式には未公表)。メモリーはECCサポート付きの6GバイトGDDR6で、メモリーバス幅は192ビット。外部出力用にMini DisplayPort 1.4aポートを4つ備える。ホストとのインターフェースは、×16 PCI Express Gen 4.0である。

 RTX A2000は、台湾ASUSTeK Computer、米BOXX Technologies、米Dell、米HP、中国Lenovoなどのワークステーションに搭載されるという。また、21年10月からNVIDIAの販売パートナーが提供を始める予定である。価格は未公表。なお、日本では、菱洋エレクトロ、エルザジャパン、マクニカ、SB C&Sから販売される。