トヨタ自動車は2021年8月25日、米国ケンタッキー州にある生産拠点「Toyota Motor Manufacturing Kentucky(TMMK)」で23年から燃料電池(FC)モジュールを生産すると発表した。この燃料電池モジュールは、大型商用トラックで使用するもの。クラス8の大型トラックにも対応できる。

(写真:トヨタ自動車)
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 トヨタグループ内のトラックブランドだけでなく、他のトラックメーカーにも外販する予定。トラックメーカーは、トヨタの技術サポートを受けて燃料電池モジュールを自社のプラットフォームに組み込むことができる。

 トヨタが生産するデュアルFCモジュールは重さが約635kg(1400ポンド)で、最大160kWの電力を連続供給する。FCキットには、他のサプライヤー製の高電圧電池、モーター、減速機、水素貯蔵システムなどが含まれる。この燃料電池システムは第2世代で、車両総重量36トン(8万ポンド)までの大型車両に搭載して、航続距離480km(300マイル)を実現できるという。

 同社は21年8月31日~9月1日にカリフォルニア州ロングビーチで開催される「2021 Advanced Clean Transportation (ACT)Expo」にこのFCモジュールを出展する予定。FCキットを搭載したプロトタイプトラックも展示する。