米Diodes(ダイオーズ)社は、衝撃や遠心力などに対する耐性を高めた車載機器向け水晶発振器「XRQシリーズ」を発売した(ニュースリリース)。衝撃については最大8000gに耐えることができる。遠心力に対する耐性は最大1500gで、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)に向けた標準規格「SAE J2657」を満足する。さらに、1.2mの高さから落下させても壊れないことを求める落下試験の標準規格「JIS-C0044」もクリアする。車載用受動部品の品質規格「AEC-Q200」に準拠する。具体的な応用先は、TPMSのほか、インフォテインメント機器やテレマティックス機器、ADAS(Advanced Driver Assistance Systems)などである。

8000gの衝撃に耐えられる車載用水晶発振器。Diodesのイメージ
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 ATカット水晶振動子を内蔵する。出力周波数は12M〜66MHzの範囲に対応する。温度変化に対する周波数安定度は±30〜±100ppm(−40〜+125℃において)。当初1年間の経年変化は±3ppm(+25℃における最大値)。表面実装に対応した4端子セラミックパッケージに封止した。外形寸法が異なる3製品を用意している。1つは2.0mm×1.6mm。2つ目は2.5mm×2.0mm。3つ目は3.2mm×2.5mmである。動作温度範囲は外形寸法が異なる3製品それぞれに、−40〜+85℃対応品と、−40〜+105℃対応品、−40〜+125℃対応品を用意した。いずれも価格は明らかにしていない。