米ザイリンクス(Xilinx)は、16nmプロセスで製造するFPGA(Field Programmable Gate Array)「Virtex UltraScale+」に、最大規模の製品「VU19P」を追加した(日本語ニュースリリース)。4スライスのダイから構成され、システム・ロジック・セル数は893万8000個に上る。業界で最多のロジックセル数だという。

今回の新製品。Xilinxの写真
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 Virtex UltraScale+の既存製品では「VU13P」が最多のロジックセル数で、378万個だった(関連記事1)。ただし、1世代前の20nmプロセスで製造する「Virtex Ultrascale」には440万個のロジック・セルを搭載する「VU440」があり(関連記事2)、今回の新製品はその2倍以上になった。また、VU19PのユーザーI/O(入出力)ピン数は2072で、VU440比で1.7倍以上になったという。Xilinxは、VU19Pが、ASIC(特定用途向け集積回路)やSoC(System on Chip)のプロトタイピング、計測/測定機器用途、コンピュテーション/ネットワーク向けあるいは航空宇宙防衛用途向けに最適と説明している。

 VU19Pは2020年秋に一般出荷開始予定とされる。