介護用のおむつを開発するベンチャー企業のオムツテックは、低コストで排せつを検出するおむつの実用化を目指している。同社は、美容や睡眠分野などで事業を手掛けるTWOの子会社として2019年9月2日に設立された。2020年度の商品化を目指す。

オムツテックが開発する技術
(写真:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]

 オムツテック取締役の斎藤こずえ氏は、「排せつを検出する方法は、従来の仕組みから逆転の発想で生まれた」と紹介する。これまで開発された排せつを検出するおむつは、水分や匂いなどを検出するセンサーを搭載する。電池が必要となるなどコストが高くなりがちだった。センサーや電池で500円ほどになることも珍しくないという。

 オムツテックは電池を利用しない。水にぬれると溶けるオブラートを利用した通信タグを利用し、排せつを検出する。電子回路は、銀ナノ粒子による印刷技術で形成する。「量産すれば、数円まで価格を下げられる可能性がある」と斎藤氏は話す。

オムツテックが開発したセンサーと介護用おむつ
(写真:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。