シャープは2021年10月4日、直接触れずに操作できるタッチディスプレーを開発したと発表した。指の検知範囲は5cmで、最大55型程度の大型ディスプレーに対応する。「22年の春頃に製品化予定。飲食店のセルフオーダー端末などへの導入を見込む」(同社)という(図1)。

図1 シャープの「静電ホバータッチディスプレイ」
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図1 シャープの「静電ホバータッチディスプレイ」
2021年10月に開催する大規模展示会「CEATEC 2021 ONLINE」にも同製品を展示する。(出所:シャープ)

 開発した「静電ホバータッチディスプレイ」は、スマートフォンなどに使われる静電容量方式のタッチパネルを採用した。同方式は、指先とディスプレーの間に発生する静電容量の変化から指の動きを検出する。そこで、ディスプレーのセンサー電極の開発を工夫し、最大検知範囲を約5cmまで広げた。

 同製品は15型程度の中型から、55型程度の大型ディスプレーまで展開。新型コロナウイルス感染拡大で高まる非接触ニーズに対応することで、商業施設のセルフオーダー端末や受付端末などへの導入を見込む。