欧米FCA(Fiat Chrysler Automobiles)の日本法人は2019年10月11日、Alfa Romeo(アルファロメオ)のスポーツセダン「Giulia(ジュリア)」とSUV(多目的スポーツ車)である「Stelvio(ステルヴィオ)」の限定車「F1 Tributo(エフワン・トリビュート)」を発売した(図1、2)。モータースポーツのF1(Formula 1)へのアルファロメオの参戦を記念したもので、専用設計のエアロパーツやカーボン・バケット・シート、カーボンセラミック製のブレーキディスクなどを採用したのが特徴だ。

図1 ジュリア・クアドリフォリオ・エフワン・トリビュート
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ボディーサイズは、全長4635×全幅1865×全高1435mm。ホイールベースは2820mm。左から、フロントビュー、リアビュー、コックピット(撮影:日経Automotive)
図2 ステルヴィオ・クアドリフォリオ・エフワン・トリビュート
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ボディーサイズは、全長4700×全幅1955×全高1680mm。ホイールベースは2820mm。左から、フロントビュー、リアビュー、コックピット(撮影:日経Automotive)

 価格(税込み)は、ジュリアが1459万円、ステルヴィオが1495万円。販売台数は、ジュリアが6台、ステルヴィオが4台を予定している。両モデル合わせて世界で約30台の限定販売であることから、日本への市場に対して期待が高いのか「多く配分してもらった」とFCAジャパンの関係者は述べる。

 実際、アルファロメオの日本市場での販売は好調だ。例えば、セダンの需要が縮小していると言われているにもかかわらず、スポーツセダンのジュリアの人気は高い。2018年の販売台数は1500台に上った。

 加えて、2018年10月に日本で発売したSUVのステルヴィオも好調で、2018年は900台を販売した。約半数がディーゼル・エンジンのモデルが占めた。

 ジュリアとステルヴィオとも、従来のアルファロメオの顧客が買い替えるケースが多くを占めるが、競合他社、中でも欧州の自動車メーカーのからの乗り換え顧客も少なくないという。ジュリアは独BMWの「3シリーズ」、ステルヴィオはBMWの「X3」や同ポルシェ(Porsche)の「マカン」といった車種が競合に当たる。

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