米Analog Devices(ADI、アナログ・デバイセズ)は、4種の生体情報を測定できるAFE(Analog Front End)IC「MAX86178」を2021年9月20日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。パッケージ寸法が2.6mm×2.8mmと小さく、消費電力が低いため、これまで医療機関に据え付けの機器で測定していた生体情報を、ウエアラブル機器で取得できるようになるという。

新製品の応用イメージ
新製品の応用イメージ
(出所:Analog Devices)
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遠隔診断に適用したケースのブロック図
遠隔診断に適用したケースのブロック図
新製品(MAX86178)に、Bluetooth通信機能付きのMCUやPMIC(Power Management Integrated Circuit)などを組み合わせる。(出所:Analog Devices)
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 新製品のICは、3つの計測用のサブシステムを1チップに集積した。光学式容積脈波(PhotoPlethysMography:PPG)測定サブシステム、心電図(ElectroCardioGram:ECG)測定サブシステム、生体インピーダンス(BioZ)測定サブシステムである。これら3つのサブシステムを使うことで、心電図(ECG測定サブシステムを利用)、心拍数(ECGまたはPPG測定サブシステムを利用)、血中酸素飽和度(SpO2、PPG測定サブシステムを利用)、呼吸数(BioZ測定サブシステムを利用)の4種類の生体情報を取得できる。

新製品の概要と機能ブロック図
新製品の概要と機能ブロック図
(出所:Analog Devices)
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 新製品のMAX86178は現在、量産出荷中である。応用開発向けの評価キット「MAX86178EVKIT」も現在、出荷している。

評価キットの「MAX86178EVKIT」
評価キットの「MAX86178EVKIT」
(出所:Analog Devices)
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