SUSは、入出力制御装置「SiOコントローラ」(以下、SiO)シリーズの新機種として、Ethernet接続機能を備える「SiO t」を発売した。価格は1万2000円(税別)。無償でデータ活用支援ソフト「IoT Programmer」を提供しており、安価に製造ラインのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現できるという。

* SUSのニュースリリース:https://www.sus.co.jp/release/pdf/200916.pdf

 SiOシリーズは、スイッチや各種センサーなどの入力機器の信号に応じて、コンベヤーやエアシリンダー、表示灯などの出力機器をオン/オフする制御装置(図1)。PLC(Programmable Logic Controller)によるプログラミングが不要で、イラストや日本語で表示される選択肢で動作を設定できるため、「PLCを使うほどではないけれど自動化できたら便利」といった小規模な現場改善に使いやすい。

図1:「SiO」シリーズの従来機種
(出所:SUS)
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 製造ラインのDXニーズに対応する機種としては従来、LAN通信機能を備え、8台までのSiOを束ねて制御できる「MiO」を販売していたが、より低価格にDXを実現したいというニーズに応えて、SiO自体にEthernet接続機能を持たせた。併せて、ソフトのIoT Programmerと組み合わせて、簡単な設定で電子メールの配信やログファイルの出力、カウント表示、タイム計測、動画撮影などを実現するという(図2)。

図2:設定画面のイメージ
(出所:SUS)
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 例えば「ワークが詰まったら関係者に電子メールを配信する」「通過したコンテナの数を表示する」「日々の運転記録のログをCSV形式出力する」「バーコードで装置を制御する」などの動作を設定できる(図3)。その他には、タクトタイムの計測・記録やパソコンからの運転スイッチのオン/オフ、といった使い方を想定している。入出力点数は4点と2点、外形寸法は幅65×奥行き36.5×高さ76mm。