日産自動車は2020年10月9日、米国での商用車事業を刷新すると発表した。新たに「Nissan Business Advantage」と名付けたビジネス顧客向け販売サービスを開始する。商用車だけでなく、「GT-R」を除くすべての日産車を対象とし、販売前、販売時、販売後の顧客ニーズを満たすソリューションを提供するという。例えば、配送車と営業車、送迎車など、企業が必要とする様々な車両を同じ販売店が一括して提供することで、顧客ごとに異なるニーズにきめ細かく対応する。

(写真:日産自動車)
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 Nissan Business Advantageは、2台以上の車両の販売から商業融資プログラムを適用でき、企業間取引として装備費用などに独自の販売インセンティブを設ける。商用で購入する車両は、ディーラーの在庫にある既存車両だけでなく、それぞれの企業で必要な装備をカスタマイズすることもできる。また、ロードサイド支援やメンテナンスのプリペイド化など、企業ごとに適したアフターサービスを提供する。こうした様々な業務用車両サービスにかかる費用の請求は個別支払いではなく、2021年3月から一括して月次請求とする。

 なお、コア製品に注力するため、2021年夏に「NV Cargo」「Passenger」「NV200バン」の生産を終了する。2021年以降の米国でのバンの販売は在庫分のみとなる。

 日産は米国で積極的な製品展開を進めており、20カ月で10車種の新型車を発表する予定。その内6車種を2021年末までに発売する。これらはすべてNissan Business Advantageで商用顧客にも提供する予定だ。