米インテル(Intel)は、メインストリームワークステーション向けMPUの新製品「Xeon W-2200シリーズ」と、ハイエンドデスクトップPC向けMPU「Core-Xシリーズ」の新製品を正式発表した(日本語ニュースリリース)。このうち後者については、すでに10月3日に非公式リリースしており、日経 xTECHで紹介済みである(関連記事1)。

今回の新製品の「Xeon W-2200シリーズ」。Intelの写真
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 Core-Xの新製品では、「Intel DL(Deep Learning)Boost」と呼ぶ技術などによって、推論処理の性能を高めたことが特徴の1つである。その特徴は、Xeon W-2200も備えている。Intelによれば、Xeon W-2200の推論処理性能は、前世代品の2.2倍に向上したとする(新製品の「Xeon W-2295」と前世代品「Xeon W-2195」とを比較)。W-2200の開発コードはCascade Lakeで、開発コードがSkylake-SPの前世代品「Xeon」(関連記事2)と同じく、8製品からなる。

Xeon W-2200シリーズ製品の主な仕様。Intelのスライド
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 W-2200はW-2100と同じく14nmプロセスで製造するが、W-2200の動作周波数がW-2100より若干引き上げられている。例えば、両シリーズの最上位品で比較すると、W-2195の定格動作周波数は2.3GHzなのに対して、W-2295は3.0GHzと少し高い。外付けDDR4型DRAMのサポートも若干変わった。W-2100はDDR4-2666までのサポートだったが、W-2200はDDR4-2933もサポートする。

 一方で価格は新製品のW-2200の方が低め。W-2100が294~2553米ドルだったが、W-2200では294~1333米ドルとなった。W-2200と新しいCore-X製品は2019年11月に発売の予定である。

 なお、ニュースリリースは出ていないが、W-2200の上位製品としてW-3200がすでに発表されている。W-3200は9製品からなる。ハイエンド製品の「W-3275M」は28コアを集積し、DDR4-2933を2Mバイトまでサポートする。価格は7453米ドル。ローエンド製品は8コアを集積し、DDR4-2666を1Tバイトまでサポートする。価格は749米ドルである。

Xeon W-3200シリーズ製品の主な仕様。Mの付く製品は2TバイトのDRMAを外付けできる。付かない製品は1Tバイトまで。Intelの表
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