韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2019年10月24日、5Gや動画、AI(人工知能)を使ったアプリケーションを支援する新プロセッサー「Exynos 990」と5Gモデムチップ「Exynos Modem 5123」を発表した(Samsungのニュースリリース1)。同社が米サンノゼで開催した「Samsung Tech Day 2019」にて発表した。いずれもEUV(Extreme Ultra-Violet、極端紫外線)を使った7nmプロセスで製造する。なお同社はこの9月に、5G対応モデムを内蔵した「Exynos 980」を発表済み(関連記事)。

出所:Samsung Electronics
[画像のクリックで拡大表示]

 Exynos 990は、最新Valhallアーキテクチャーを採用する英ArmのMali-G77 GPUを搭載し、画像処理性能や電力効率を20%改善。CPUも、2つのカスタムコアから成る3クラスターアークテクチャー採用のCPUと2基のCortex-A76、4基のCortex-A55を搭載し、20%の性能改善を実現している。

 デュアルコアNPU(Neural network Processing Unit)とDSPを持つAI機能で10TOPS(Trillion Operations Per Second)を実現。この機能を使えばスマートフォンなどの端末上で、ネットワークやサーバーの助けを借りずに、安全かつ効率的なデータ処理を行うことができ、端末の顔認証や画像認識機能強化などにつながるとしている。

 このほか、最大データレート5500Mビット/秒のLPDDR5メモリーやリフレッシュレート120Hzのディスプレードライバーも搭載し、複数ディスプレーや折り畳み型スマートフォンでも生き生きとしたゲーム画像やアニメーションなどが楽しめるとしている。

出所:Samsung Electronics
[画像のクリックで拡大表示]

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。