森トラストは2020年10月29日、室内の浮遊粒子と付着粒子を除去して高品質な空気を提供する新事業を開始すると発表した。ホテルやオフィス、病院、保育所などの需要を見込んでおり、1部屋当たりの提供価格は2年間の契約で約60万円(税抜き)。2021年3月末ごろまでに100~200室への導入を目指す。

清浄化プログラムの実施イメージ
(出所:日経クロステック)
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 事業化に向けて森トラストは、室内環境の質を高める事業を展開する米Pure Solutions(ピュアソリューションズ)と同社の清浄化プログラム「Pure wellness room」における日本独占販売店契約を締結した。清浄化プログラムは高濃度オゾンによる処理や空調設備の洗浄、溶剤による表面処理、空気清浄機の設置など7つの工程から成り、浮遊粒子と付着粒子を捕集し除去する。

外部販売に先駆けて、森トラストが運営する「東京マリオットホテル」の一部の客室などに先行導入した
(出所:日経クロステック)
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 このうち空気清浄機「Pureマシーン」は5層のフィルターを搭載しており、新型コロナウイルスなどのウイルスよりも小さい粒子を捕集できるとする。一般的な空気清浄機のフィルターが捕集できる粒子の大きさが0.3マイクロメートルなのに対して、Pureマシーンでは0.007マイクロメートルの粒子を99.99%除去できるという。

空気清浄機「Pureマシーン」
(出所:日経クロステック)
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