英Pickering Interface(ピカリング)は、競合他社品に比べてスイッチ密度が39%高いPXIマトリクス・スイッチ・モジュール「40-558モジュール」を発売した(ニュースリリース)。PXIとは、PXIは、米National Instruments(NI)がCompactPCIバスを拡張して開発した計測器向けのインターフェースである。現在は、PXI Systems Alliance(PXISA)が管理している。PickeringやNIなどがPXISAのメンバーである。今回の新製品は、高さが3U(Uはユニット、1U=44.45mm)のPXIシャシーに収めて使用することができる。車載用電子機器や航空宇宙用電子機器に向けた電子制御ユニット(ECU)や、半導体パッケージの自動テストなどに向ける。

スイッチ密度を競合他社品に比べて39%高めたPXIマトリクス・スイッチ・モジュール。Pickering Interfaceの写真
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 マトリクススイッチの構成や、スロット数、扱える最大電流量などの違いで複数の製品を用意した。マトリクススイッチの構成(X軸×Y軸)は、64×16と1008×6を用意した。スロット数は、2スロットと、4スロット、8スロットがある。扱える最大電流量は0.5Aと1A、2Aである。最大入力電圧はいずれの製品も+200Vである。スイッチの切り替え部には、接点部にRu(ルテニウム)スパッターを施して信頼性を高めた同社独自のリードリレー、もしくは電気機械式リレーを採用した。バス幅が6、8、12、16のアナログバスとデュアル・アナログ・バスの接続に向けたドーターカードも用意した。

 モジュール内部のリレーの故障を発見する自己診断機能「BIRST」などを備える。さらに、内蔵したリレーの動作診断テストツールとして「eBIRST」を用意した。PXIマトリクス・スイッチ・モジュールのプログラミングには、同社独自の信号接続用ソフトウエア「Switch Path Manager」が使える。