ルネサス エレクトロニクスは、2つの産業ネットワークの通信ICの新製品を開発し、ドイツ・ニュルンベルクで2019年11月26~28日に開催の展示会「SPS(Smart Production Solutions) 2019」に出品する。今回の新製品は、産業用Ethernetの1つである「CC-Link IE TSN(Time Sensitive Network)」のコントローラーIC「R-IN32M4-CL3」と、産業オープンネットワーク規格ASi-5(Actuator Sensor Interface version 5)対応ICの「ASI4U-V5」である。

「CC-Link IE TSN」のコントローラーIC「R-IN32M4-CL3」とその応用イメージ
ルネサスのイメージ
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 「R-IN32M4-CL3」は、ACサーボやアクチュエーター、ビジョンセンサーなど、高速な応答制御が求められるアプリケーション機器や、ネットワーク通信で多用されるリモートI/OなどのTSN対応に向けた製品(ニュースリリース1)。このICを使うことで、機器間の時刻同期精度を100万分の1秒以下にできるという。Arm Cortex-M4Fと、リアルタイムOSのアクセラレーター、Ehernet通信アクセラレーターからなる「R-INエンジン」や、Gビット/秒Ethernet対応PHY、Ethernet通信向けの1.3MバイトのSRAMなどを集積する。

「R-IN32M4-CL3」の機能ブロック図
CANのサポートの有無など、機能が異なる2つのバリエーションを用意する。ルネサスの図
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 ルネサスはR-IN32M4-CL3に、2つのバリエーションを用意する。CAN対応で23mm角の484ボールPBGAパッケージに封止した「R9A06G064MGBG」と、CAN未対応で17mm角の356ボールPBGAパッケージに封止した「R9A06G064SGBG」である。なお、R-IN32M4-CL3はSPS 2019に加えて、2019年11月27~29日に東京で開催のIIFES(Innovative Industry Fair for E × E Solutions)にも出品される。

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