米Marvell Semiconductorは、エンタープライズ向けのEthernet PHY IC「Alaska mGig PHYファミリー」の新製品を2つ発表した(ニュースリリース)。どちらも8ポート品で、1つは最大10Gビット/秒(10GBASE-T)対応の「88X3580」。もう1つは最大5Gビット/秒(5GBASE-T)対応の「88E2580」である。

今回の新製品
17mm×17mmのFC-TFBGAパッケージに封止する。Marvellの写真
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 同社は20年7月にグローバルエンタープライズ向けで最大400Gビット/秒のEthernet対応製品として、「Prestera」というブランドのEthernetスイッチICと、「Alaska」というブランドのEthernet PHY ICを発表している(ニュースリリース)。今回の発表はこれに続くもの。同社は新製品を第2世代のAlaska mGig PHYと位置付けている。2つの新製品はどちらも12nm FinFETプロセスで製造され、第1世代製品と比較して消費電力を10%削減した。また新製品はどちらも、IEEEの仕様と比較して10~20%長距離の伝送が可能である。さらに、ESDやサージ、EMIへの耐性も向上したという。

「88X3580」の機能ブロック図
Marvellの図
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「88E2580」の機能ブロック図
Marvellの図
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 このほかの新製品の特徴に、IEEE 1588v2 PTP(Precision Time Protocol)のサポートや、光ファイバー/Cuケーブルの両方に対応することなどがある。ホストインターフェースは、XFI/5GBASE-R/2500BASE-X/SGMIIに加えて、USXGMIIもサポートする。2製品どちらもパッケージは17mm×17mmのFC-TFBGAである。

 88X3580と88E2580は現在サンプル出荷中。量産開始時期及び価格などは未公表。