米クアルコム・テクノロジーズ(Qualcomm Technologies)は、ハワイで開催していた「Qualcomm Snapdragon Tech Summit 2019」の最終日に当たる12月5日に、インターネットに常時接続するモバイルPCに向けたプロセッサーSoC「Snapdragon 7c」と「Snapdragon 8c」を発表した(ニュースリリース)。同社が1年前のQualcomm Snapdragon Tech Summit 2018で発表した「Snapdragon 8cx」(関連記事1)の下位製品になる。

常時接続モバイルPC向けSnapdragonを紹介するQualcomm TechnologiesのMiguel Nunes氏(Senior Director, Product Management)。同社の写真
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 同社によれば、3製品の狙いは次の通り。すなわち、Snapdragon 8cxはハイエンドおよびエンタープライズ向け。Snapdragon 8cはメインストリーム向け。そしてSnapdragon 7cはエントリー向けの製品である。今回発表の2製品のうち、Snapdragon 8cは8cxと同じく7nmプロセスで製造する。CPUは2.45GHz動作の「Kryo 490」が8個から成り、「Snapdragon 850」(関連記事2)との性能比で最大30%向上しているという。このほか、最大6TOPSのAIアクセラレーター、5G向けモデムの「Snapdragon X55」、4G/LTEモデムの「Snapdragon X24」、ISP(Image Signal Processor)の「Spectra 390」、GPUコアの「Adreno 675」を集積する。

Snapdragon 8c。QualcommTechnologiesの写真
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 もう一方のSnapdragon 7cは8nmプロセスで製造し、CPUは2.45GHz動作の「Kryo 468」が8個からなる。5TOPSのAIアクセラレーター、LTEモデムの「Snapdragon X15」、ISPの「Spectra 255」、GPUコアの「Adreno 618」を集積する。同社によれば、競合製品と比較して20%高性能で、電池寿命を2倍にできるという。