村田製作所は、外形寸法が0.25mm×0.125mm×0.125mmのいわゆる「0201Mサイズ」において、静電容量が0.1μFと大きい積層セラミックコンデンサー「GRM011R60J104M」を開発した(ニュースリリース)。量産は2020年に開始する予定だ。同社によると、「0201Mサイズで0.1μFを実現したのは業界初」という。セラミック材料と電極材料を微粒化、均一化する同社独自技術を用いることで実現したとする。0.1μFの0402Mサイズ(0.4mm×0.2mm×0.2mm)品と比較すると、実装面積を約50%、体積を約80%削減した。スマートフォンやウエアラブル機器などに向ける。

外形寸法が0.25mm×0.125mm×0.125mmと小さい0.1μFの積層セラミックコンデンサー。村田製作所の写真
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 開発した積層セラミックコンデンサーの定格電圧は直流(DC)6.3Vである。静電容量許容差は0.1μF±20%。温度特性はいわゆる「X5R特性」。つまり−55〜+85℃の温度範囲において、静電容量の変化率は±15.0%である。使用温度範囲は−55〜+85℃。価格は明らかにしてない。今後同社は、セラミック材料や電極材料の高精度化や微細積層技術の研究開発を進めることで、製品ラインナップの拡充に取り組むとしている。