TDKラムダは、外形寸法が61.0×12.7×57.9mmの1/2ブリックサイズで、出力電力が600WのDC-DCコンバーターモジュール「PH600A280」を開発し、2020年1月に販売を開始する(ニュースリリース)。同社は、「直流高圧入力対応DC-DCオンボード電源」と呼ぶ。同社独自構成のトランスを採用することなどで、600W出力の同社従来品に比べて50%の小型化を達成したという。「600W出力品では業界最小クラス」(同社)という。さらに変換効率は、同社従来品に比べて2ポイント高い93%(280VDC入力のとき)が得られる。ロボット用コントローラーやFA機器、ICT機器、半導体製造装置などに向ける。

1/2ブリックで600W出力のDC-DCコンバーターモジュール。TDKラムダの写真
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 入力電圧範囲は200〜425VDC。出力電圧の違いで、複数の製品を用意した。例えば、24VDC出力品「PH600A280-24」の出力電圧可変範囲は14.4〜28.8VDC。最大出力電流は25A。すなわち最大出力電力は600Wである。過電圧保護機能や過電流保護機能を備える。リモートオン/オフ機能を用意した。安全規格として、「EN62477-1(過電圧カテゴリーIII)」に準拠する。伝導放熱(コンダクションクーリング)に対応した基板搭載タイプである。使用温度範囲は−40〜+100℃(ベースプレートの温度)。価格は明らかにしていない。