製品&サービス:製造
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TIがBLE通信マイコンで格安品、1000個購入で単価0.79米ドル
米Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ、TI)は、2.4GHz帯無線通信回路を混載したマイコン「CC2340ファミリ」を発表した。Bluetooth Low Energy(BLE)などの2.4GHz帯無線通信に対応する。動作温度範囲は-40~+125℃と広いため、産業向け…
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AMDが組み込み向けMPUの新製品、Ryzen Embedded R2000
米Advanced Micro Devices(AMD)は、組み込み向けMPU(マイクロプロセッサー)の新製品として「Ryzen Embedded R2000シリーズ」を2022年6月21日(ドイツ時間)に発表した。ロボットやマシンビジョンといった産業用途、シンクライアント、ミニPCなどに向ける。
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日本製鉄がリサイクル率50%以上のTi材、スノーピークが採用
日本製鉄は、リサイクル原料であるチタン(Ti)スクラップの配合率を50%以上に高めたTi素材「TranTixxii-Eco(トランティクシーエコ)」を開発したと、2022年6月30日に発表した。
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通信距離最大80m、島津製作所が水中光モデムの新製品
島津製作所は2022年6月30日、可視光による水中光無線通信装置「MC500」を発売した。緑色と青色のレーザー光を用い、最大深度3000mの水中で双方向通信を可能にする。通信速度は1~20Mbps、通信距離は最大80m。水中ドローン(ROV)に搭載すれば、母船と接続する通信ケーブルが要らなくなる。
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GaNの実力を引き出す、STMicroがACアダプター向け電源制御IC
伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、スイッチング電源(AC-DCコンバーター)制御ICの新製品を発売した。新製品と同社のGaNモジュールを組み合わせることで、高効率なACアダプターが実現できる。応用先は、ノートPCやスマートフォン、タブレット端末などのA…
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ロボットがパスタを最短45秒で自動調理、実店舗で稼働開始
調理ロボットを開発するTechMagic(東京・江東)は2022年6月30日、パスタを自動調理するロボットをプロントコーポレーション(東京・港)の運営する飲食店「エビノスパゲッティ 丸ビル店」へ導入し、稼働を開始したと発表した。加熱調理などの作業を自動化し、1食を最短45秒で調理できる。
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NEC系、工場の電気設備の設備保全・リニューアルを代行
NECファシリティーズ(東京・港)は、中国・四国地方の製造業を対象に、工場の電気設備の保安管理とリニューアルを代行するサービスの提供を開始した。これまで同社が施設管理を受託する工場にのみ提供していたサービスを、受託外の工場にも展開する。まずは中国・四国地方から始めるが、いずれ全国へ対象地域を拡大さ…
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「モノ売りだけじゃない」シュナイダー、ソフトPLCなど注力
フランスSchneider Electricの日本法人であるシュナイダーエレクトリック(東京・港)は2022年6月28日、2022年の事業戦略説明会を開催した。同社日本統括代表の白幡晶彦氏は「世界におけるグループ全体の売上高のうち、デジタルとサービスが半分を占めるようになった」と説明。同社の事業が…
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「3Dプリンターのように操作できる切削加工機」岩間工業所が再挑戦
岩間工業所はアディティブ製造装置(3Dプリンター)と同様の使い勝手で操作できる切削加工機「ALMODEL」を「第34回設計・製造ソリューション展」に出展した。3Dプリンターで3次元形状の表現に多用されるSTLデータを転送すれば、その後はほとんど操作せずにアルミニウム合金やプラスチックの切削加工品を…
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クルマのセンターコンソールでスマホ充電、TDKが0.76mmと薄い送電コイル
TDKは、厚さが0.76mmと非常に薄いワイヤレス充電向け送電コイルを発売した。これまで送電コイルが厚すぎて無線充電ユニットが組み込めなかったクルマのセンターコンソールコンソールでも、新製品を使うことでスマートフォンを充電できるようになる。
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MSYS、中少量生産向け金属AM装置の強化版を国内で初出展
丸紅情報システムズ(MSYS、東京・新宿)は米Desktop Metal(デスクトップメタル)の金属アディティブ製造(AM)装置(3Dプリンター)「Shop Pro」を「次世代3Dプリンタ展」に出展した。国内での展示は初めて。平らに敷き詰めた金属粉にバインダーを噴射して固めるバインダージェット方式…
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STマイクロがメタサーフェス光学素子を民生品に初採用、測距センサーに実装
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は2022年6月、既に出荷済みのdToF(direct Time of Flight)測距センサー「VL53L8」に米Metalenzのメタサーフェス光学素子を採用したことを明らかにした。
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CATLがテスラ超えの電池パック、航続距離が1000km超で10分で8割充電
中国CATLは2022年6月23日、同社として第3世代となる車載用電池パックの新設計「CTP(Cell To Package)3.0」と、それをNMC系電池に用いた電池パック「麒麟(Qilin)電池」を正式発表した。
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燃料電池搭載の国産ドローンが23年に離陸、最大2時間飛行も可能
インフラの点検や測量、農薬散布、そして物流にも活用され始めた小型の産業用ドローンだが、最大の弱点が飛行時間が多くの場合、15~20分と短いことである。このため、1回の作業に制約があったり、そもそも物流では長距離を飛ばせないなどといった課題がある。
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キャディ、高度な検索機能で図面の利用を推進するクラウドシステム
キャディ(東京・台東)は2022年6月22日、図面データを自動で登録でき、高度な検索ができるクラウドシステム『CADDi DRAWER』の提供を正式に開始したと発表した。第34回設計・製造ソリューション展(2022年6月22~24日、東京ビッグサイト)に出展。過去の類似図面を集めて原価を分析するな…
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ユニバーサルロボット、可搬質量20kgの協働ロボット上位機種
デンマーク・ユニバーサルロボット(Universal Robots)は2022年6月22日、可搬質量20kgの協働ロボット「UR20」を発表した。ドイツで開催中の「AUTOMATICA 2022」で公開したのを受けて、日本国内での発売について明らかにした。
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ルネサスがBLE機能内蔵マイコンに音声検出器、腕時計型や家電を声で起動可能に
ルネサス エレクトロニクスは、Bluetooth Low Energy(BLE)対応の無線通信回路を集積したマイコン「SmartBond DA1470x SoCファミリ」を発表した。音声検出器(voice activity detector:VAD)を集積しており、BLE通信対応機器、例えば、スマ…
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ランボルギーニが新型「カウンタック」を日本初公開、電動化で復活
イタリアAutomobili Lamborghini S.p.A.(アウトモビリ・ランボルギーニ)の日本法人アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは2022年6月21日、新型スポーツカー「Countach LPI 800-4」(以下、カウンタック)を日本で初公開した。
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レタスの芯の大きさを見極めてくりぬくAIロボ、ベンチャーが開発
人工知能(AI)・ロボット開発のベンチャー企業ロビット(東京・板橋)は、野菜などの不定形物のカット加工を自動化するロボット「CUTR(カトル)」を開発した。食品加工工場において、野菜の不可食部を取り除くといった工程での利用を想定している。
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ルネサスが真っ先に採用、8カメラ対応のArmの新ISPコア
英Arm(アーム)は、IoTや組み込み用途に向けたISP(Image Signal Processor)コアの新製品「Arm Mali-C55」を2022年6月8日(現地時間)に発表した。2019年1月に発表したISPコア「Arm Mali-C32/C52」の上位製品に当たる。同社によれば、新製品…