製品&サービス:製造
目次
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HPCの主記憶をTバイト級に、SamsungがCXLメモリー開発キット
韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は、データセンター/クラウドといったHPC(High Performance Computing)において、CXL(Compute Express Link)インターフェースメモリーを容易に活用するための開発キットソフトウエアを発表した。C…
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ルネサス、2mm角を切った超小型Armマイコン IoT機器向けに
ルネサス エレクトロニクスは、Armコア集積マイコン「RAファミリ」の新製品「RA2E2グループ」を発売し、量産を開始した。CPUとして最大48MHz動作の「Arm Cortex-M23」を集積し、1.84mm×1.87mmと超小型のパッケージに封止する。ウエアラブル機器や医療機器、家電製品、産業…
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10分間の充電で4時間動作、ADIがウエアラブル向けPMIC
米Analog Devices(ADI、アナログ・デバイセズ)は、ウエアラブル機器やヒアラブル機器、IoT機器に向けたPMIC(Power Management Integrated Circuit)「MAX77659」を発表した。Liイオン2次電池に向けたスイッチモードの昇降圧充電回路、3つの独…
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業界最小のオン抵抗、STがSJ型MOSFETで新シリーズ
伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、+800V耐圧のスーパージャンクション(SJ)型パワーMOSFETの新シリーズを開発した。特徴は、「単位面積当たりのオン抵抗が、市場にある+800V耐圧のパワーMOSFETの中で最も小さい」(同社)こと。LED照明やH…
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EVのバッテリー管理向け、Microchipが基準電圧源IC
米Microchip Technology(マイクロチップ・テクノロジー)は、出力電圧の温度ドリフトが小さいバンドギャップ基準電圧源ICを発売した。電気自動車(EV)のバッテリー・マネジメント・システムなどに向ける。これらの機器に搭載されたマイコンやA-D変換器IC、などに、新製品は基準電圧を供給…
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V2X通信向けアプリプロセッサーIC、NXPが発表
オランダNXP Semiconductors(NXPセミコンダクターズ)は、V2X通信やIIoT(Industrial Internet of Things)に向けて、アプリケーションプロセッサーIC「i.MX 8XLite」を2021年10月6日に発表した。同社の「i.MX 8シリーズ」のローエ…
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Intelの脳型演算IC、第2弾をEUVで作り100万ニューロン集積
米Intel(インテル)は、学習機能を備えた脳型演算ICの第2世代版「Loihi 2」と、脳型演算に向けたオープンソースのソフトウエアフレームワーク「Lava」を発表した。Loihi 2は同社初のEUV(超短波長光)露光を使う半導体プロセス技術「Intel 4」の量産前バージョンで製造しており、製…
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ウエアラブル医療機器向け、ADIが4種の生体情報を測れるIC
米Analog Devices(ADI)は、4種の生体情報を測定できるAFE(Analog Front End)IC「MAX86178」を2021年9月20日(現地時間)に発表した。パッケージ寸法が2.6mm×2.8mmと小さく、消費電力が低いため、これまで医療機関に据え付けの機器で測定していた生…
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MediaTek、Wi-Fi 6/6E対応の無線通信ICを2製品発表
台湾MediaTek(メディアック)は、Wi-Fi 6/6E対応の無線通信ICを2製品発表した。「Filogic 830」と「Filogic 630」の2製品である。
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整形外科領域の新しい手術支援ロボット登場、靭帯を温存する高難度の手術に対応
整形外科領域などの医療機器を手掛けるスミス・アンド・ネフューは、人工膝関節の手術で使うロボット支援手術システム「CORI サージカルシステム」の販売を2021年10月から日本で始めた。年内に十数台、2022年以降は20台以上の販売を目指す。
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業界最高の過電流検出精度、エイブリックがLiイオン保護IC
エイブリックは、過電流検出精度が高いLiイオン2次電池用保護ICを発売した。電流検出抵抗を使って充電/放電時の過電流を検出する際の誤差が±0.75mV(最大値)と小さい。「業界最高の過電流検出精度」(同社)。同社従来品の検出誤差は±1mV(最大値)であり、誤差は25%低減した。単セルのLiイオン/…
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全固体/半固体電池もOK、ロームが充電制御IC
ロームは、充電電圧範囲が+2.0〜4.7Vと広い充電制御ICを発売した。充電電圧が+4.1Vや+4.2Vと高いLiイオン2次電池に加えて、充電電圧が+2.3Vや+2.6Vと低い全固体/半固体電池に使える。最小充電電流が1mAと小さく、単セルで動かすウエアラブル小型・機器、例えば、スマートウォッチや…
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JINSがかけ心地を向上させた「センサー付きメガネ」、姿勢や集中度などを計測
ジンズは2021年10月6日、センサー付きのメガネ「JINS MEME(ジンズ ミーム)」の先行予約を始めた。10月14日から販売する。新製品は小型のセンサーやバッテリーを搭載したため、2015年11月発売の旧製品と比較して軽量になった。従来の課題だったかけ心地が向上したという。
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ルネサスが車載ゲートウエイ向けSoC、マイコンコアも内蔵
ルネサスエレクトロニクスは2021年10月6日、次世代の車載中央コンピューター向けに、新たなゲートウエイ用SoC(System on Chip)「R-Car S4」と、パワーマネジメントIC(PMIC)を開発し、これらを組み合わせた車載ゲートウエイソリューションを発表した。
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手の動きから「付加価値時間」を定量化、NECの工程改善システム
NECは、組立・検査工程のカメラ映像から作業員の動きを検出・分析して生産性向上を図るシステム「工場付加価値時間計測ソリューション」の提供を開始した。作業員の手や体の位置を基に、工程における付加価値時間を自動的に計測。ムダ時間の定量化やボトルネックの把握により、工程の改善につなげる。
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ルネサスの独自コア32ビットマイコン、ローエンド品の性能が2倍に
ルネサス エレクトロニクスは、32ビットマイコン「RXファミリ」のローエンドモデル「RX100シリーズ」の新製品「RX140グループ」を、2021年9月30日に発売した。RXファミリは同社独自のCPUコア「RXコア」を集積する32ビットマイコンである。新製品はRX100シリーズとして初めて第2世代…
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シャープが55型「非接触」タッチディスプレー、22年春製品化
シャープは2021年10月4日、直接触れずに操作できるタッチディスプレーを開発したと発表した。指の検知範囲は5cmで、最大55型程度の大型ディスプレーに対応する。「22年の春頃に製品化予定。飲食店のセルフオーダー端末などへの導入を見込む」(同社)という。
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ルネサス、200MHz動作Cortex-M33マイコンにも低コスト品投入
ルネサス エレクトロニクスは、Armコア集積マイコン「RAファミリ」に「RA6E1グループ」を追加した。集積したArmコアは最大動作周波数が200MHzの「Cortex-M33」で、メモリー容量やパッケージが異なる6製品からなる。高性能と低コストの両方が求められる産業機器やIoTアプリケーションに…
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パナソニックの純水素型燃料電池、五輪選手村マンションに導入へ
パナソニックは2021年10月1日、高純度の水素と空気中の酸素との化学反応で発電する純水素型燃料電池の販売を開始した。東京オリンピック・パラリンピックの選手村を活用する大規模マンション「晴海フラッグ」(東京・中央)などへの納入が既に決まっているという。
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時速7kmウオーキングが健康促進、アシックスとカシオが新アプリ
アシックスとカシオ計算機は2021年10月1日、ウオーキング用のスマートフォンアプリ「Walkmetrix」の提供を開始すると発表した。両社は十分に息が上がるペースでのウォーキング「ファストウォーキング」を通じて人々の健康促進を狙っており、同アプリでファストウォーキングの展開を進める。