製品&サービス:製造
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キヤノン、複合現実向けHMDに“手元”が見やすい縦60度の視野角
キヤノンは2022年4月21日、現実の風景に3D CGによる映像をリアルタイムで重ねるMR(Mixed Reality、複合現実)システム「MREAL(エムリアル)」向けに、視野角を広くしたヘッドマウントディスプレー(HMD)「MREAL X1」を22年6月上旬に発売すると発表した。
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ハミガキの製造課題を予測 ライオンと日立、MIで最適組成を提案
ライオンと日立製作所は、ハミガキの製造上の課題を事前に予測し、製造プロセスに適した組成情報や物性情報を提案するシステムを開発した。同システムの適用範囲の拡大により、製造プロセスの検討に要する時間を最大で約40%縮められる見込み。製品開発のスピード向上が期待できるとしている。
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IntelのNAND事業を子会社にしたSK hynix、初の協業開発品
韓国SK hynix(SKハイニックス)とその子会社である米Solidigm(ソリディム)は、両社が協業した最初の製品を2022年4月5日(韓国時間)/4月4日(米国時間)に発表した。データセンター向けSSD(Solid State Drive)で、製品の名称は「D5-P5530」シリーズである。
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産ロボでの検査作業のティーチング、1日が1時間に オムロン
オムロンは、産業用ロボットと各種の制御機器を統合制御する「ロボット統合コントローラー」のシミュレーションソフトウエア「Sysmac Studio 3D シミュレーション」(以下、Sysmac Studio 3D)のティーチング機能を拡充する。2022年4月15日からオプションの販売などを開始する。
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Intel、暗号資産マイニング用ASICを正式発表
米Intel(インテル)は、暗号資産のマイニングに向けたハッシュ関数アクセラレーターIC「Intel Blockscale ASIC」を2022年4月4日(現地時間)に発表した。同社はこのICについて、22年2月の投資家向け会議「Investor Meeting 2022」で紹介している。今回、製…
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トヨタの新型EV「bZ4X」、デンソーの最新ADASセンサー搭載
トヨタ自動車は2022年5月12日に日本で発売する新型電気自動車(EV)「bZ4X」に、デンソーが開発した最新の先進運転支援システム(ADAS)用センサーを採用した。車両や二輪車、歩行者などの検知性能を高めた同センサーを使うことで、交通事故死傷者の低減や運転者の負担軽減を目指す。
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トヨタ「bZ4X」のイーアクスル、ブルーイーなど3社が共同開発
アイシンやデンソーなどが共同出資するブルーイーネクサス(愛知県安城市)は2022年4月13日、同社初となるeAxle(イーアクスル)がトヨタ自動車の新型電気自動車(EV)「bZ4X」に採用されたと発表した。
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業界最少の待機時消費電流、トレックスがIoT機器向け電源IC
トレックス・セミコンダクターは、IoT機器やモバイル機器、ウエアラブル機器などに向けた昇圧型DC-DCコンバーターICを発売した。特徴は、待機時の消費電流が400nAと少ないこと。「新製品の最大出力電流は0.8A。同程度の最大出力電流の昇圧型DC-DCコンバーターICとしては、業界最少の待機時消費…
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トヨタ「bZ4X」に小型軽量の充電ユニット、豊田織機が開発
豊田自動織機は2022年4月13日、電気自動車(EV)に向けた車載充電器とDC-DCコンバーターの一体型ユニットを開発したと発表した。従来品よりも小型・軽量化したのが特長で、トヨタ自動車が同年5月12日に日本で発売する新型EV「bZ4X」に採用された。
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EVの実用性向上へ、デンソーが4製品開発 トヨタの新型EVで採用
デンソーは、電気自動車(EV)の実用性向上に向けた製品を開発し、トヨタ自動車のEV「bZ4X」やSUBARUのEV「ソルテラ」に採用されたと発表した。EVでは、1充電航続距離(以下、航続距離)の延長や充電時間の短縮、電池の長寿命化などが普及に向けた課題となっており、それらの改善によるEVの実用性向…
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テレビやPCの電源部品数を40%削減、米社がチップセット
米Power Integrations(パワー・インテグレーションズ)は、民生機器の電源に向けて、2つのICで構成したチップセットを発売した。新製品の特徴は、電源の部品点数を最大で40%削減できること。具体的な応用先は、薄型テレビやPC、電動アシスト自転車、電動工具、家庭用ゲーム機などに搭載する電…
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トヨタの新型EV「bZ4X」、日本はサブスク/リース販売のみ
トヨタ自動車は2022年4月12日、同年5月12日に国内で新型の電気自動車(EV)「bZ4X」を発売すると発表した。法人向けにはリースで販売し、個人向けはトヨタ車のサブスクリプションサービス「KINTO(キント)」での提供に絞る。
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ホンダ、商用軽EVを24年前半に発売 100万円台に自信
ホンダは2022年4月12日、商用軽の電気自動車(EV)を、24年前半に日本で発売すると発表した。価格は100万円台に抑える。搭載するリチウムイオン電池は、中国系のエンビジョンAESCグループ(神奈川県座間市)から調達する。
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Intel、5.5GHz動作と最速の第12世代Coreを発表
米Intel(インテル)は、世界最速を謳う(うたう)デスクトップPC向けMPU(マイクロプロセッサー)「第12世代 Intel Core i9-12900KS プロセッサー」を2022年3月28日(現地時間)に発表した。最大動作周波数は5.5GHzと高い。
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マツダ「CX-60」、直6・初のPHEVで上級車市場を開拓
マツダは2022年4月7日、中型SUV(多目的スポーツ車)の新型車「CX-60」を同年初秋に日本で発売すると発表した。直列6気筒のディーゼルエンジン車や、同社初のプラグインハイブリッド車(PHEV)を投入し、上級車を求める新たな顧客層の開拓を目指す。
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車載Ethernet規格に準拠する業界初のバリスタ、TDK発売
TDKは、車載Ethernetの静電気放電(ESD)保護に向けた電子部品のバリスタを発売した。特徴は、OPEN Allianceが定めた車載Ethernet規格に準拠したことである。「同規格をクリアしたバリスタの製品化は業界初」(同社)という。具体的な応用先は、ADASや自動運転などに向けた電子制…
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東芝がサーバー電源向けパワーMOS、オン抵抗42%削減
東芝デバイス&ストレージは、サーバーなどの電源に向けた+150V耐圧パワーMOSFETの新製品を発売した。特徴は、オン抵抗が9.0mΩと低いこと。同社によると「オン抵抗は、当社従来品に比べると約42%削減した。+150V耐圧品のパワーMOSFETでは、業界で最も低いオン抵抗」という。
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STMicroが低軌道衛星向けIC市場に参入、A-D変換器など9種
伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、地球低軌道(LEO:Low Earth Orbit)衛星に向けて、プラスチックパッケージ封止の放射線耐性ICを9製品発売した。これまで同社は、セラミックパッケージ封止の静止軌道(GEO)衛星に向けた放射線耐性ICを販売…
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EVのSiC/GaN電源に向けたコンデンサー、TDKが発売
TDKは、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)での利用を想定した、積層セラミックコンデンサー(MLCC:Multilayer Ceramic Capacitors)を発売した。セラミック材料としてPLZT(チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)を使うMLCCで、同じ材料を使う同社のセラミックコンデ…
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ロータス、新しいEV-SUV「Eletre」を発表
英Lotus Cars(ロータス)は2022年3月29日、新しい電気自動車(EV)のSUV「Eletre」を発表した。同社初の5ドア量産車であり、初のスポーツカーセグメント以外のモデルでのSUVであり、これまでで最もネット接続されたロータス車になるという。生産は中国の新しい生産拠点で22年後半から…