製品&サービス:製造
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トルンプ、京都にショールーム併設の新拠点 コロナの機会損失補う
トルンプ(横浜市)は、2022年2月23日、同社製品の展示・デモを行うためのショールーム機能を持つ新たな拠点を京都市伏見区に開設した。新設した「関西ショールーム」は、国内の同社ショールームとしては横浜市の本社ショールームに次いで2カ所目となる。
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InfineonがオーディオD級アンプモジュール、実装面積を半減
独Infineon Technologies(インフィニオンテクノロジーズ)は、実装面積が7mm×7mmと小さい42端子QFNパッケージに封止したオーディオD級アンプモジュールを発売した。新製品は同社従来品に比べると実装面積を約50%減らせる。応用先は、ホームシアター機器や、サウンドバー、サブウー…
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スマホやノートPC向け、NexperiaがSDカード用電圧変換IC
オランダNexperia(ネクスペリア)は、SDメモリーカード用電圧レベルトランスレーター(電圧レベル変換)ICの新製品を発表した。「当社従来品に比べると実装面積を40%削減し、業界最小を達成した」(同社)。スマートフォンやノートPC,携帯型ゲーム機などに向ける。新製品はSDメモリーカードの規格「…
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5G通信インフラ機器向けRFスイッチIC、pSemiが発売
米pSemi(ピーセミ)は、マッシブMIMO(Multi Input Multi Output)対応の5G通信インフラ機器に向けて、RFスイッチICの新製品を発売した。新製品を利用すれば、インフラ機器に搭載するビームフォーミング機能の帯域内伝送効率(スペクトル効率)を高められ、単位時間内により多く…
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三菱電機、白物家電のインバーター向けにパワー半導体モジュール
三菱電機は、エアコンや洗濯機、冷蔵庫などの白物家電に搭載された3相インバーター回路に向けたパワー半導体モジュールを発売した。特徴は、同社従来品に比べてモジュールの熱抵抗と放射ノイズの両方を低減したことである。これにより、「3相インバーター回路の放熱対策とノイズ対策を大幅に簡素化できる」(同社)。
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サーモスが炭酸対応の魔法瓶、新ふた構造で20年ぶりに復活
サーモス(東京・港)は、炭酸飲料対応のステンレス鋼製魔法瓶「サーモス 保冷炭酸飲料ボトル」を2022年3月1日に発売する。2000~04年に販売した「真空断熱イージーキャップボトル」以来、同社としては約20年ぶりの炭酸飲料対応製品。
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ソニーが耳穴装着の“穴あき”イヤホン、音声ARをNianticと開始
ソニーは、2022年2月16日、完全ワイヤレスイヤホンの新製品「LinkBuds」を発表した。リング型のドライバーユニットを採用した“穴あき”形状により、装着中に耳を塞がず周囲の環境音を聞くことができる。同社は合わせて米Nianticとの協業を発表し、音声ナビゲーションやエンターテインメントを楽し…
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東芝がスマホ向け、業界最小のMOSFETゲートドライバーIC
東芝デバイス&ストレージは、実装面積が1.2mm×0.8mmと小さいパワーMOSFET用ゲートドライバーICを発売した。「業界最小の実装面積を実現した」(同社)という。スマートフォンや、ウエアラブル端末、ノートPC、タブレット端末、ストレージ機器などに向ける。
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AIを組み込み高速計算と精度を両立、アンシスの解析ツール
アンシス・ジャパンは2022年2月15日、同社のシミュレーション計算ツール群「Ansys」〔米Ansys(アンシス)〕の新版「同 2022 R1」について、高速に計算できる簡易モデルの計算精度を従来手法と機械学習の組み合わせで向上させる機能などの強化内容を明らかにした。
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KDDIがレベル4解禁にらみドローン用「全部入り通信サービス」
KDDIは2022年2月15日、LTEモバイル通信や運航管理システム、クラウドなど、ドローンの遠隔自律飛行に必要なツールをパッケージ化した「スマートドローンツールズ」の提供を同日開始すると発表した。
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白物家電や電動自転車に向ける、三菱電機がパワー半導体駆動IC
三菱電機は、ブート・ストラップ・ダイオード機能を内蔵したパワー半導体ゲートドライバー(駆動)ICを発売した。同社がブート・ストラップ・ダイオード機能を内蔵したパワー半導体ゲートドライバーICを製品化するのは今回が初めて。白物家電や電動アシスト自転車などのモーター駆動用インバーター回路に向ける。
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SiCパワーMOSFET搭載のEV用電源IC、Power Integrations
米Power Integrations(パワー インテグレーションズ)は、+1.7kV耐圧のSiCパワーMOSFETを搭載した電源(フライバックコンバーター)IC を発売した。出力電圧が+600〜800Vのバッテリーを搭載した電気自動車(EV)などの電源回路に向ける。「+1.7kV耐圧のSiCパワ…
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パイオニア、音声対話だけでナビ ディスプレー搭載せず
パイオニアは2022年2月10日、運転者と音声で対話しながらナビゲーション機能などを提供する市販向け車載機器の新製品を発表した。音声認識用のAI(人工知能)を搭載し、運転者が同機器に話しかけるだけでルートの検索や案内ができる。価格は6万5780円(消費税込み)から。同年3月2日に日本で発売する。
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DMMなど計測器向け16ビットマイコン、エプソン発売
セイコーエプソンは、16ビットマイコンの新製品「S1C17M02」と「S1C17M03」を2022年2月8日に発表し、サンプル出荷を始めた。デジタル・マルチ・メーター(DMM)などのデジタル表示機能を備えた計測機器の制御に向ける。2つの新製品は、それぞれ、10万個/月の規模での量産を予定している。
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国産のドローン格納設備が登場 精密着陸・自動充電に対応
ドローン技術の社会実装を目指す「Take off Anywhere(ToA)プロジェクト」は2022年2月9日、発足から1年の活動成果を報告する記者説明会を開催、新規開発した国産のドローンポートを発表した。ドローンポートは、いわばドローンの格納設備で、離発着や充電、風雨からの防護ができる。
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マルチダイの先端ロジックICをセキュアーに、CEVAがIPコア
米CEVA(シーバ)は、複数のダイを1パッケージに収めた先端ロジックICに向けて、IP(Intellectual Property)コアの新製品「Fortrix SecureD2D IP」を2022年1月26日に発表した。新製品はダイ間の通信をセキュアーに行うためのIPコアであり、すでに米Lock…
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ST初のUSB PD 3.0準拠DC-DCコンIC、ケーブルの影響を補償
伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、同社初の「USB PD 3.0」準拠の降圧型DC-DCコンバーターICを発売した。新製品はUSBケーブルで発生する電圧降下(電圧ドロップ)を補償する機能を搭載している。マルチポートACアダプターやUSBハブなどに向ける…
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高強度で炭素繊維以上の耐衝撃性 日本板硝子のガラス繊維
日本板硝子は、従来品に比べて剛性と強度を高めたガラスファイバー「MAGNAVI」(マグナビ)を開発した。繊維強化プラスチック(FRP、FRTP)の寸法安定性や機械特性を高める補強材として、従来のガラスファイバーやカーボンファイバーを代替できる。
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AT&TとDoD、プライベート5Gでスマート倉庫実現へ
米AT&Tは2022年2月1日(現地時間)、米国防総省(DoD:Department of Defense)の依頼を受け、今後、米サンディエゴのコロナド海軍基地(Naval Base Coronado)でのスマート倉庫(Smart Warehouse)実現に向け5Gネットワークを提供すると発表した…
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ロボットの不用意な停止を防ぐ、TDKが瞬低補償用モジュール
TDKは、瞬低(瞬停)などの入力電圧異常が発生しても、電源の出力電圧を数百ミリ秒保持し続けるためのモジュールを発売した。出力保持時間延長モジュールと呼ぶ製品で、ロボットやFA機器などに搭載した電源(AC-DCコンバーターやDC-DCコンバーター)に接続して使う。