製品&サービス:製造
目次
-
ルネサスがFPGA市場に参入、1個0.5米ドル以下と低価格
ルネサス エレクトロニクスは、ローエンドのFPGA(Field Programmable Gate Array)市場に参入し、具体的な製品として「ForgeFPGA(フォージエフピージーエー)ファミリ」を2021年11月17日に発表した。小規模、低電力、低価格を特徴とし、コスト制約が厳しい民生品や…
-
ハイアールが5G MECのスマート工場導入、ファーウェイと共同開発
中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2021年11月15日(現地時間)、通信事業者のChina Mobile(中国移動)、家電メーカーのHaier(ハイアール)と共同開発したスマートファクトリー向けソリューションをHaierの工場に導入したと発表した。
-
東レが5G透明アンテナ用基材フィルム、ガラスに貼っても目立たず
東レは2021年11月17日、Sub6とミリ波用透明アンテナの基材となる「PPS(Polyphenylene Sulfide)」フィルムを開発したと発表した。従来のPPSフィルムは黄色く不透明だったが、同社はその課題を改善。PET(Polyethylene Terephthalate)並みの透明度…
-
750mAと出力電流が大きい、トレックスが昇圧型DC-DCコンIC
トレックス・セミコンダクターは、単セルのアルカリ乾電池やNi水素2次電池で駆動するIoT機器などに向けて、昇圧型DC-DCコンバーターICを発売した。特徴は、最大出力電流が大きいこと。例えば、入力が+3.3V、出力が+5.0Vのときの最大出力電流は750mAである。応用先は、FA用センサーや、家庭…
-
バルミューダが5Gスマホ、寺尾社長自ら手掛けたデザインで勝負
バルミューダは2021年11月16日、5G(第5世代移動通信システム)対応スマートフォン「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」を発表した。価格は10万4800円(税込み)で、同月26日に発売する。ディスプレーサイズが4.9インチと小型で、直線がなく曲線だけで構成されたデザインを特徴と…
-
デンソー子会社がAI処理IP、メモリーアクセス省いて低電力化
デンソー完全子会社で半導体IP(Intellectual Property)コアの開発・販売を手掛ける「エヌエスアイテクス(NSITEXE)」(東京都港区)は、AI(人工知能)のニューラルネットワーク処理向けアクセラレーターIPコア「ML041」を開発した。同社はこのIPコアの顧客への評価提供を始…
-
15Tビット/秒の演算能力、Xilinxの新FPGAボードを420枚接続
米Xilinx(ザイリンクス)は、データセンターでアクセラレーターとして使うFPGAボードの新製品「Alveo U55C」を発表した。同社のAlveo製品の中では最大の演算密度だという。提供を開始しており、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)では420枚をつないで15Tビット/秒のアク…
-
Northvoltが電池のリサイクルを開始、欧州最大の工場も建設へ
スウェーデンのリチウム(Li)イオン2次電池(LIB)メーカーであるNorthvoltは2021年11月12日、LIBのリサイクル処理プロセス「Revolt」を開始し、一度分解した電池材料で新しいLIBを製造したと発表した。
-
NexperiaがSiCダイオード市場に参入、第1弾は650V/10A品
オランダNexperia(ネクスペリア)は、SiCショットキー・バリアー・ダイオード市場に参入する。まずは、順方向電流が10Aの+650V耐圧の製品で、産業機器や民生機器を狙う。その後、車載機器に向けたSiCダイオードを市場投入する予定である。
-
日産、EV「アリア」の価格発表 リーフの約100万円高
日産自動車は2021年11月12日、新型の電気自動車(EV)「アリア」のベースモデルを539万円(税込み)で販売すると発表した。同社のEV「リーフ」の電池容量が近いモデルと比較すると、100万円ほど高い。
-
ロームの厚膜シャント抵抗器、定格電力は業界最大の4W
ロームは、最大定格電力が4Wと大きい厚膜シャント抵抗器を発売した。外形寸法は3.2mm×6.4mm×0.55mm(3264サイズ)。同社によると、「3264サイズの厚膜シャント抵抗器では、業界最大の定格電力を実現した。当社従来品の定格電力は2Wだった」という。新製品はモーター制御回路や過電流保護回…
-
NVIDIAが共同作業仮想空間を一般提供、BMWやEricssonが利用
米NVIDIA(エヌビディア)は2021年11月9日、仮想空間内で共同作業を行うためのプラットフォーム(基盤)「Omniverse(オムニバース)」の一般提供を開始した。エンタープライズに向けた継続課金型(サブスクリプション)サービス「Omniverse Enterprise」である。
-
プログラム開発後にハード選定、シュナイダーがPLC制御の新ソフト
シュナイダーエレクトリック(東京・港)は2021年11月10日、産業IoT(Internet of Things)に関連する2つのソフトウエア製品を発表した。
-
村田製作所がUWB通信モジュールを2製品、NXP製IC搭載
村田製作所は、UWB(Ultra Wide Band)通信モジュールの新製品2種を2021年11月5日に発表した。どちらもオランダNXP Semiconductors(NXPセミコンダクターズ)のUWB通信ICを搭載している。今回、それぞれの通信モジュール向けの評価ボードも発表した。
-
ルネサス、車載もOKのDDR5 DIMM向けクロックドライバーIC
ルネサス エレクトロニクスは、DIMM(Dual Inline Memory Module)への搭載に向けて、レジスター付きクロックドライバー(Registered Clock Driver:RCD)ICの新製品2つを2021年11月4日に発表した。1つはDDR5型DRAM搭載DIMM向けの「5R…
-
ルネサスが統合ECU向けマイコン、デンソー子会社製「DFP」搭載
ルネサスエレクトロニクスは2021年11月9日、28nmプロセスで製造する車載マイコン「RH850/U2B」を発表した。RH850ファミリーの中で最上位のマイコンであり、複数のECU(電子制御ユニット)を統合する次世代のE/E(電気/電子)アーキテクチャーに対応する。サンプル出荷を22年4月から始…
-
MicronがDDR5 DIMM発売、Intelの第12世代Core搭載PC向け
米Micron Technology(マイクロンテクノロジー)は、コンシューマ向けブランド「Crucial」のDDR5型DRAM搭載DIMM(Dual Inline Memory Module)を発売した。16GビットのDDR5型DRAM ICを搭載したモジュールで、容量は8G/16G/32Gバイ…
-
ボルグワーナー、EV向けSiCインバーターをドイツのメーカーに供給
米BorgWarner(ボルグワーナー)は2021年11月2日、ドイツの自動車メーカー(社名未公表)に電気自動車(EV)用の800VのSiCインバーターを供給すると発表した。新インバーターは従来品より高効率で高い電力密度が得られ、EVの航続距離を延ばすことが可能になるとしている。
-
EVバッテリーの冷却ファンを静かに、Allegroがモーター制御IC
米Allegro MicroSystems(アレグロ マイクロシステムズ)は、電気自動車(EV)のバッテリー用冷却ファンに向けたモータードライバー制御(駆動)ICを発売した。同社によると、「EVの停車時は走行用モーターが止まり、バッテリー用冷却ファンの騒音や振動が目立つようになるため、それらの低減…
-
Teamsにアバターでも参加可能に、Microsoftがメタバース強化
米Microsoftは、複数人が遠隔地からアクセスできる、仮想空間上での会議や共同作業に向けた新サービス「Mesh for Microsoft Teams」を発表した。MR基盤「Microsoft Mesh」と「Microsoft Teams」を組み合わせたものとしている。「メタバースへのゲートウ…