昨今、働き方改革に取り組む企業が増え、テレワークやモバイルワークなどが話題になっている。いつでもどこでも働けるのは素晴らしいことだが、多くの事務仕事はモバイルパソコンが必須である。スマートフォン(スマホ)やタブレットを併用する場面もおのずと増えてくる。言うまでもなく、これらのデバイスはバッテリーが切れたら単なる“お荷物”だ。そこで今回は、最新の充電器の選び方を紹介する。実は「パソコン選び」にも深く関わってくるので、ITリーダーの皆さんはぜひ押さえていただきたい。

「USB Power Delivery」規格に対応した充電器に脚光

 充電について語る上で欠かせないのが、最新の充電規格である「USB Power Delivery」(以下、USB PD)だ。この規格は端子の形状が「USB-C」と同じで、スマホやノートパソコン、タブレットなど様々なデバイスを充電できる。

スマホだけでなくパソコンも充電できる「USB PD」規格の充電器が普及し始めている。

 従来、パソコンやスマホ、タブレットを充電するには、デバイスごとに対応する充電器が必要だった。USB PD規格が普及したあかつきには、種類が異なる充電器を併用する必要がなくなる。まだ過渡期だが、この流れが加速することは間違いない。

 これまで我々は、デバイス独自の充電器に慣れきっていた。だが、よく考えてみると色々と面倒で不合理なことが多い。例えば会社と自宅でモバイルパソコンを持ち運んで使いたいとしよう。充電器まで持ち運ぶのはかさばるし面倒だから、会社と自宅にそれぞれ充電器を置いておきたくなる。モバイルパソコンの充電器はメーカー純正品を使うのが一般的だが、これら専用充電器は家電量販店などで気軽に入手するのが困難だ。さらに価格も高い。例えば、NECのモバイルパソコンの充電器は、直販価格で1万円程度するものが多い。

NECダイレクトの充電器の価格例。

 一方、USB PD規格の充電器なら2000円程度から手に入る。家電量販店やAmazon.co.jpなどのECサイトでも手軽に購入可能だ。さらにUSB PD対応の充電器なら、先述したように1つあればさまざまなデバイスで使える可能性があるのだ。言い換えると、これからモバイルパソコンやスマホを購入するならUSB PDに対応しているか否かがより重要になる。

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