いよいよ暑い夏も盛りが過ぎ、仕事に集中できる季節が近づいてきた。そこで「Excelの使いこなし術」と題し、3回にわたってノウハウを集中的に伝授したい。

【ラインアップの予定】

その1:見やすいグラフ作りの基本ルール
その2:意外に知らないExcelのアドインを使う
その3:RPAの前にマクロを使おう

 資料作成時の“キモ”のツールであるExcelを、もう一段上手に使いこなそうではないか。今回は、ITリーダーの皆さんが社内で啓蒙することに主眼を置いたノウハウを厳選してピックアップした。

標準のグラフは見づらいので注意

 Excelのグラフは、大きく2つの用途に分けられる。一つは、じっくりとデータを見るためのグラフ。数値をしっかりと比較して分析するなど、時間をかけて見ていく。プレゼンや説明資料など一般的なビジネス現場では、このようなグラフの使い方はあまりしない。詳細なデータ群を自分で分析するための資料などに利用される。

 もう一つが、数値を可視化するために用いるグラフだ。一般のビジネス現場で多用されるのはこちらのタイプである。表ではわかりづらい傾向や推移を一目で理解しやすくするのが目的だ。こうしたグラフは、細かな数値よりも見やすさが重視される。早い話が、「商品Aよりも商品Bの方が売り上げが伸びている」ということがわかればいいのだ。

3種類の商品の月別の売り上げデータをグラフ化する。
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 「複数の商品の売り上げが毎月いくらずつで推移しているのか」といったデータを可視化したい場合、一般的には折れ線グラフを活用することになる。ここで問題となるのが、Excelで「普通に作った」グラフはムダな要素が多すぎて、見やすさという観点ではイマイチな点だ。

月々の売り上げ推移の傾向を見せるグラフを作成すると、標準ではこのようなグラフが出来上がる。
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標準機能で作成したグラフは決して見やすいとはいえない。
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