日本生命保険グループの情報システム会社、ニッセイ情報テクノロジー(NISSAY IT)は2021年3月15日、オープンシステムを対象にしたリモート開発環境を整備するに当たって、日本IBMが提供しているDaaS(デスクトップ・アズ・ア・サービス)の「VMware Horizon Enterprise on IBM Cloud」を採用したと発表した。2021年6月に稼働させ、パートナー企業を含め1750人の開発者が使う予定という。

 NISSAY ITのオープンシステムは複数あり、Javaの開発実行環境やミドルウエアのバージョンが異なっている。開発者は複数の物理端末を用意したうえでオープン系開発環境を使い分ける必要があった。今回、NISSAY ITがセキュリティーを確保したDaaS上に複数種類のオープン系開発環境を用意することで、テレワーク中の開発者がシステムに適した開発環境を選べるようにする。開発要員や開発対象の増減に合わせた柔軟な活用も可能になるという。

 NISSAY ITは新型コロナウイルス感染症の感染再拡大や今後の自然災害発生などに備えて、開発者の安全と業務継続を両立させるためにリモート開発環境の構築を進めている。メインフレーム上のシステムについては2020年9月末にリモート開発環境を整備。その後にオープンシステムのリモート開発環境の構築を進めている。