フィンランドのセキュリティー企業F-Secure(エフセキュア)がBtoB(法人向け)部門とBtoC(消費者向け)部門に分割する。2022年3月16日(現地時間)に同社の株主総会で決定した。会社分割の完了は同年6⽉30⽇を予定する。BtoB部門は「WithSecure(ウィズセキュア)」という社名に変更となって旧法人を引き継ぎ、BtoC部門はエフセキュアの社名で新会社として独立する。

 同社は1988年に創業し、BtoBとBtoCの2つの事業を経営してきた。2021年度の売上高は2億3600万ユーロだが、このうちBtoBセキュリティーが1億3000万ユーロと約55%を占め、コンシューマーセキュリティーが1億600万ユーロと約45%を占める。

 サイバー攻撃の脅威が高まるにつれて、両事業の共通基盤が小さくなってきたと判断した。消費者と企業という異なる市場やニーズに応じた最適なサービスを展開する方針だ。

 日本法人のエフセキュアは2022年3月17日付けでウィズセキュアに社名を変更した。