パナソニックは会社や組織向けのグループ健康管理アプリ「OND'U(オンド・ユー)」を開発し2021年3月31日から提供を開始した。現在は利用者が体温や体調を入力して利用するが、将来的には同社が開発するカメラによる心拍測定技術などとの連携も視野に入れる。

グループ健康管理アプリ
(出所:パナソニック)
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 パナソニックは有志による新規プロジェクトとして健康管理アプリの開発を始めた。「感染症に強い社会の形成に貢献したい」と同社テクノロジー本部 事業開発室 スマートエイジングプロジェクト主務の堂本夏菜氏は話す。アプリの利用者は体温や体調を入力し、日々の体調管理に生かす。事前に利用したパナソニックの管理部門からは「アプリを利用すると部全体の健康状況を素早く把握できた。在宅勤務を増やす際の判断などに役立っている」などの声が寄せられているという。

 パナソニックは非接触で感情や体調を把握する技術を保有している。表情や瞬き、脈拍、皮膚温度、放熱量などをカメラで測定し、喜怒哀楽や驚き、眠気などを推定する。今後、こうした社内外の技術による測定値を健康管理アプリで確認できるようにすることも視野に入れているという。