東芝デジタルソリューションズは2020年4月14日、放送局などを含むメディア事業者向けに顔認識AI「カオメタ」のサービス提供を同日に開始すると発表した。

 映像に映る人物の顔を高い精度でリアルタイムに認識して人物を特定する。一人につき1枚の顔画像を登録するだけで高精度な顔認識を実現するという。これにより、迅速かつ正確な番組制作などの業務をサポートする。

 これまでに、日本テレビ放送網の協力を得て、選挙特番をモチーフにした実証実験で効果を検証した。今回のシステムのプロトタイプ版を日本テレビの放送システムに接続し、2019年7月に放送された生放送特番「2019参議院選挙特番」において、映像に映った立候補者の人物名確認作業などに適用した。その結果、本人適合率99.74%の精度で顔を正しく認識した。これにより、本人確認作業時間が大幅に短縮され、映像素材のオンエア率が倍増したという。