台湾MSI(Micro-Star International)の日本法人「エムエスアイコンピュータージャパン」は、米インテル(Intel)のMPU「第10世代Corei Hシリーズ」を搭載する薄型のゲーム用ノートPC「GF63-10SCXR-050JP」を発表した(ニュースリリース1)。税込み価格は12万5000円前後と想定しており、最新のMPUを搭載した同社のゲーム用ノートPCとしては安価と言えよう。

薄型のゲーム用ノートPC「GF63-10SCXR-050JP」
(出典:エムエスアイコンピュータージャパンのWeb版カタログ)
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 新製品に搭載されたMPUは、「Core i7-10750H」。ゲームユーザーやクリエーターに向けた演算能力の高いノートPCを狙った、第10世代Coreプロセッサー Hシリーズの製品。IntelはHシリーズ6モデルを2020年4月3日に発表しており、今回のノートPCに搭載されたCore i7-10750Hを主力モデルと位置付けている。このMPUは6コアを集積し、ベースクロック周波数は2.6GHzで、1コアをターボ動作させたときの最大クロック周波数は5.0GHz。Intelによれば、3年前に発表された同じクラスのMPUに比べてゲーム時の表示速度が44%高いとしている。なお、Core i7-10750Hの市場希望小売価格は395米ドルとされる(20年4月3日時点)。

 今回のノートPCに搭載されたGPUは、米NVIDIAの 「GeForce GTX 1650 Max-Qデザイン」である。このGPUは4GバイトのGDDR6型DRAMを備える。GTX 1650 Max-Qデザインは、ベースとなる「GTX 1650」を薄型ノートPCに最適設計したもので、電力効率の高いモデルだという。GTX 1650 Max-Qは、2019年4月23日に発表されている(ニュースリリース2)。GTX 1650 Max-Qは基本的にPCメーカー向けに販売されており、一般消費者市場では入手できない。なお、デスクトップPC向けGTX 1650の市場価格は149米ドルからとなっていた(2019年4月23日時点)。

 新製品のゲーム用ノートPCであるGF63-10SCXR-050JPの厚さは21.7mmで、重さは1.86kg。主記憶メモリーは16GバイトのDDR4型DRAM、ストレージは256GバイトのSSDを搭載している。液晶ディスプレーは15.6インチで、解像度は1920画素×1080画素。Webカメラを搭載しており、ゲーム用途だけでなく、テレワーク用のハイスペックPCとしても利用価値が高いという。GF63-10SCXR-050JPの販売開始は20年4月23日の予定である。

■変更履歴
本記事の掲載後、エムエスアイコンピュータージャパンからニュースリリース1に誤りがあったと申し入れがあり、本文を修正しました。最終段落の「主記憶メモリーは8Gバイト」は誤りで、正しくは「主記憶メモリーは16Gバイト」です。[2020/06/04 23:50]