連結会計ソフトなどを開発・販売するディーバは2020年4月22日、企業グループの経営状況を分析するためのクラウドサービス「DIVA Compass」を提供すると発表した。グループ各社の財務データからグループ全体の経営指標を自動的に算出したり、自社の経営状況を競合他社と比較したりする機能を備える。

 同社の連結会計システム「DivaSystem」を利用している場合、財務データを自動的に収集しROE(自己資本利益率)などの経営指標を算出する。ファイナンスの知識がない担当者でもグループ会社ごとの企業価値を分析できるように必要な指標をあらかじめ用意した。

DIVA Compassの画面例
(出所:ディーバ)
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 競合他社との比較機能では、有価証券報告書などの開示データを蓄積した財務情報のデータベースが中核になる。有価証券報告書などではグループ全体の開示のみにとどまる財務データを、ディーバが独自に開発した分析手法で事業別に分割するなどして分析しやすい形で提供する。

 DIVA Compassの提供をきっかけにディーバは経営分析といったガバナンス支援に向けたソフトウエアの開発・販売にも乗り出す。これまでは制度対応に必要な連結会計ソフトの開発・販売が中心だった。DIVA Compassの利用料金は年間90万円から。